2017年2月25日土曜日

ストラスブールのLRTトラムについて , 10年VISAへ更新、オーベルジュリル本店、スフレンハイム焼き絵付け、オーベルジュでバレンタインランチ, 県庁 Tram à Strasbourg, Auberge le déjeuner de la saint-valentin

早いものでもうすぐ2月も終わり。
今月最後の更新です。
溜め込んでたのでちょっと長くなります

数週間前に日本語衛星放送のJSTVで見ているNHKニュースウォッチ9でトラム(路面電車)についてニュースやってました。
路面電車といっても昔ながらのちんちん電車ではなく、LRT 次世代型路面電車と呼ばれるトラムのことです。

なんでも宇都宮市や東京の池袋でも導入が検討されているとか。
ただ、日本は独立採算制なので導入は難しそうでした。もっと日本でも増えればいいのになぁ。

日本初の成功例ということで富山市のトラムも出てきました。
富山市のトラムについては世界で導入成功したお手本トラムの1つであるストラスブールのトラムとの比較ということで、地球アゴラという番組で富山大学とトラムについてのお話の回があったのですが、私もNHKさんから電話取材を受けたことがあります(笑)

こちらがストラスブールの市バス兼トラムの切符を買う券売機。
すべての駅にあります。
お札は使えません。
切符は1枚1.70€なのですが、10枚のカルネを買うと14€なので、3€もお得になります。

フランスはお札を使えないマシンが多いので、トイレのお掃除おばさんへのチップしかり、路上パーキングしかり、クレジットカードを使わない場合は常に小銭を準備しておいたほうがいいです

トラムは改札がなく無人なので、切符を買ったらプラットホームの両端にある打刻機で自分でパンチングします。
市バスは、運転手の席の前に打刻機があります。

トラムは信用乗車なのですが、たまにコントロールが回って来て、打刻を忘れていたり、古い切符を使うなど、無賃乗車しているとかなりの罰金を取られるので注意。

1時間以内に同方向への乗り換えでしたら、トラムからトラム、市バスからトラムへの乗り換えもそのまま同じ切符で乗れます。
だた、乗り換えする場合でも同じ切符上でいいので打刻は忘れずに。

真ん中のダイヤルを手前にくるくる回して選択します。
OKなら右の緑のボタンValider (ヴァリデ)
キャンセルは左の赤ボタンAnnuler(アニュレ)

街の中心のハブ駅 Homme de fer (オムドゥフェー)鉄の男広場
向いの薬局の壁右に甲冑が飾ってあることに由来。
昔そこが武具屋だったことの名残りみたいです。
すべての路線が入る中心駅です。

車は右の地下パーキングへ。
ここまでで車の侵入は禁止。
業者さんの車での搬入は特別に時間で許可されてるみたいです。
トラムが走っているセントラルの旧市街一定区域は車の侵入が禁止なので、歩いてぶらぶらしながらお店を見て回るのにいいです。

左の白いひさしはデパートのプランタン。
ストラスブールはぎゅっととてもコンパクトにまとまった街。
お店も中心に集まっています。

必要なものはここcentre ville(ソントルヴィル:ダウンタウンとか繁華街、セントラルの意味)でほとんど揃います。

日本のガイド等では旧市街と書かれていますが、誰も旧市街とは呼ばずにcentre villeと言います。


LRTトラムは低床式なので、ほぼ地面との段差はないです。
ガタガタもしないし、スーと水面移動していくモノレールみたいな感じ。
車椅子も介添えなしで乗り込めて、自転車も持ち込める車両があります

日本のJRの異様なほどホームと線路の間に開いた大きい溝とか大人の私でも怖いし・・。
私の祖母も市バスのステップを踏み外して腰の骨を折って大怪我をしたのでステップのない低床式はお年寄りにも魅力だと思いますね。

ストラスブールは市バスも連結部のある低床式で車椅子やベビーカーは前からでなく真ん中から乗ってきます。
車椅子の人が来ると運転手が運転席にあるボタンを押すとスロープが自動で出てきて自動で引っ込む。

日本で地下鉄のスタッフや市バスの運転手が自分で回って板を渡してるのを見た旦那は古くさ~と一言。。


右奥に見えるのはデパートのギャラリーラファイエット。
パリのギャリラファように大きくはありませんが、だいたいのものはここで揃います。
アルザス地方出身のパティシエ、ピエール・エルメのお店も地上階に入ってますよ

ストラスブールのトラムは連結部分があって車体が長いです。
デザインもスタイリッシュだと思う。


路線の終点はストラスブール近郊まで行くのですが、パーキング&ライドが設けられていて、車の駐車場代とトラムの切符がセット販売されたお得な券もあるそう。
車を停めてトラムに乗り換え対策もバッチリ。

これまでストラスブールからドイツのケールに行くにはトラムから市バスに乗り換えて国境のライン川にかかるヨーロッパ橋を渡っていたのですが、今年2017年4月29日からはとうとうケールまでトラムD線で結ばれます!🇩🇪
今、テスト試運転やってるみたいでローカルニュースでもやっていました。

ドイツのスーパーのほうがフランスより安いのでケールまで買い出しに行ってる人もチラホラ。
NHK「旅するフランス語」で常盤貴子さんがアルザス地方を訪れていました~

スフレンハイム焼きの工房で絵付け体験で出て来た工房、私が絵付けを習ったSIEGFRIED-BURGERさんの工房でした!


ここは代々家族経営している工房で、絵付けを習った姪のアレクサンドラさんも同じ方でしたよ。
この方、すごく感じがよくて2015年に行ったのですが、気持ちよく絵付け体験ができました。

常盤貴子さんが、工房のご家族とクグロフをいただいてたときに「乾杯」のアルザス語を「ソンハイト」って説明されてたけど、
「ソンタイト」のほうが発音近いです(笑)🍷

そして、そして、私もあこがれの三ツ星フレンチレストラン「オーベルジュ・ドゥ・リル」が併設されたAuberge(オーベルジュ: レストラン付きホテル、料亭旅館、旅籠屋などと訳されています。)にチェックインしてました

illとはアルザス地方に流れるライン川までつながっているイル川のこと。


50年近くミシュラン三ツ星を守り続けているのはリヨンのポール・ボキューズとアルザス Illhaeusern(イラウゼン)のここオーベルジュ・ド・リルだけ。

日本では東京(西麻布)、名古屋、札幌に支店があって、東京店に行ったことがあります。
六本木の奥まった路地を入ったとこにある旧ジョージアンクラブの白亜の邸宅で、こちらもよかった。
給仕をしてくださった男性がアルザス本店に研修に行ったとき買ったというアルザスのシンボル、シゴーニュ(こうのとり)のネクタイをしていて、かわいらしかった👔

高級フレンチレストランなのに気取った接客でなくてとても感じがよかったのを覚えています。


しかし、やっぱりいつかは本店に行きたい!


ちなみに、オーベルジュ・ドゥ・リル アルザスのホテルのほうのお庭での朝食では、季節によって別料金でイル川を漂いながらボートの上でも朝食が食べれるそうで、そのボートの上でパティシエの鎧塚俊彦さんが故川島なお美さんにプロポーズしたとのお話がありますね。

なんでも鎧塚さんがシェフのマルク・エベルランさんとお知り合いのようで。。
でもまたボートを見てしまったら鎧塚さんは思い出してどんなにか悲しいんだろうとか考えていたらこちらまで悲しくなってきました・・・🚤

鎧塚さんは川島なお美さんの意思を継いで、ペット殺処分ゼロの活動したり、川島さんの持ってたたくさんの高級ワインをチャリティに出してその収益をやってらっしゃる動物愛護の活動へ寄付されたりととても好感が持てる方なので(会ったことないけど勝手に想像、笑)
今度東京行ったら鎧塚さんのお菓子食べに行こうと思ってます


それから、レストランの方の通路にまだ若かりし頃の皇太子と雅子さまの写真も飾ってあるそうで、たぶん結婚前に(?)お忍びで訪れたのではないのかな?と。。

噂では皇太子は雅子さまとアルザスやアルプスでお見合いしてたとのことを聞いたことがあるので、もしかしてそのときオーベルジュ・ドゥ・リルでお食事したんではないかと思うのですが。。。(笑)

日本だとマスコミに嗅ぎつかれていろいろうるさいですもんね。
あの頃、お妃候補は誰だ!みたいに報道されてたし。


いずれにせよ、早く本店へ行きたいです(笑)



さて、今年のバレンタインは三ツ星とはいかずに、一ツ星のこれまたオーベルジュのレストランに行ってきました
(一ツ星でも星を取るということはすごいことなんですけどね)

Relais de la Poste

21 rue du General de Gaulle
67610 La Wantzenau
Alsace, France


ストラスブールの近郊にあるホテル兼フレンチレストランです。
こちらもオーベルジュ・ド・リル同様、アルザスの伝統的コロンバージュ(木組み)でできた屋敷風の外観。
看板が素敵。
昔、旅の旅籠屋だったことに由来してるみたい。


地上階がレストランで、2F(フランスで言う1F)部分がホテルになっています。

美味しかったですよ~
ちょうど、黒トリュフの季節で、トリュフのオンパレード!
黒いのはすべてトリュフです。

卵で固めたものの中にもトリュフが・・・。


フランス産は黒、イタリア産トリュフは白が有名です。

ホタテの上にもトリュフ。
トリュフはフランスの国産なので、日本よりはるかにお得な値段なんだと思います。

代わりにホタテは、日本よりフランスのほうが高いような気がします。
海老なんかよりもよっぽど高い高級食材。
クリスマス時期にホタテをスーパーで買ったら3千円ぐらいしました。
フランスのホタテって養殖がなくて、天然ものだと聞いたし、わりと大きさがあるからかなー?

焼くとミニミニになる貝柱みたいなホタテもありますが、あれは厳密に言ってホタテではないそうです。

ワインはブルゴーニュ地方のシャブリ(白)にしました
アルザスワインでシャブリに似たものだとリースリングになるけど、ブルゴーニュのシャブリもすごく飲みやすいしおいしくて大好きです。

これは個人の好みですが、私は全般的にボルドーワインよりブルゴーニュワインのほうが好きです。


デザートは、今は珍しくなった目の前でフランベしてくれるクレープシュゼットにしました!
ソムリエの方が作ってくださいました。

グランマルニエ(オレンジリキュール)とオレンジジュースで作っていましたよ🍊

最後は熱せられたアルコールに火がついて青い炎があがります🔥

クレープにオレンジ系のソースがすごく合う!
クレープシュゼットは食べるの初めてだったけど、めちゃくちゃく気に入りました。
グランマルニエさえ手に入れれば、家でも作れるかなー?

中はこんな感じ。
美味しかったです。
ごちそうさまでした🙏

美味しい話から一転、シビアなフランスの県庁(外国人窓口)へ・・・。

仮滞在許可証が切れて、また更新に行ってきました。
去年の10月に10年VISA(滞在許可証carte de résident、通称10年VISA)の申請をしたのにまだ結果が出ないってどういうこと。カルト・ドゥ・レジドンは時間かかるのよーって言ってたけど。。

で、その間に仮の滞在許可証の有効期限が切れてしまうってことで、再度また仮を更新に。。


フランスには永住権はないので、最長は10年VISAを繰り返すか、フランス国籍を取るしかなく、10年VISAは滞在が丸々3年経てば翌年から申請できるのですが、仏語の面接とモチベーションレター提出があって、私は去年失敗してしまい、今もって1年更新の身
更新のたびに結構な更新料も取られるので早く終わりにしたい。。

~後記~
その後、10年VISAがようやく取れました!


窓口は15時半までに受付すればいいはずなのに、またこの日も13:30で整理券終了。
17時で終わりたいので、あまりに人が多いと、それを見越して昼一にはもう整理券を終了させてしまうのです。

午後来て、余った整理券がないかウロウロ探してる人もいた。
一人で何枚も取る人もいるからね。

私は、一度目午後一で行って失敗したので、この日は朝10時に着いたら、すでに前に200人ぐらい待ち。
遅かったか・・・。
結局お昼も取れずに、6時間ひたすら待って、1分で終わった仮滞在許可証の更新でした。。


着いた直後に運悪く整理券の紙が切れて、15分ぐらいロスして(紙が切れてるのに、職員が全然交換に来ない)、押し合い圧し合いになり、みな、整理券がほしくて殺気立ってるものだから小競り合いもおきて混沌とした状態。まるで食料配給に群がる紛争地のようなカオス。
もう最悪でした。

紙が交換されたあと、職員が「下がれ!下がれ!」ってそれまで待ってた整理券にうわ~と一斉に群がる外国人たちを押し戻して、ちょうど職員の腕の下あたりにいた私は首をギューギュー押されて、それでも負けるものかと最前列にいたんだからと踏ん張りました

この県庁の混み具合、去年もひどかったけど、なんかそれよりさらにひどくなってる気がする。
難民が大量に到着したのかな?
前からだけど、職員ももううんざりしてるのがありありと分かる態度。


途中で突然数人の警察官が来て、申請してた男性の後ろにピタリと貼りついたのも怖かった。
何があったのか知らないけど、その男性は警察に別室に連れて行かれていた・・・。

一般のフランス人たちは県庁の外国人窓口が毎日こんなことになっているとは知る由もないだろう。。

早く10年VISAがほしいです。

~後記~
一度目失敗した10年VISAが取れた要因ですが、インタビューが偶然前回と同じ女性に当たり、
私のことを覚えていたというのもありますが、やはり必須のモチベーションレターではないかと思います・・・(?)
前回は1枚にPCで打ってさらっと短く書いてしまったので、2回目は手書きでA4紙2枚にびっしり書いて提出しました。
県庁にもよって違うので何とも言えませんが、レターはしっかり手書きで書かれていくことをおすすめします。


毎年出るデザイナーハート切手シリーズ、今年はバルマンでした💌

❤️2月のお楽しみ紅茶BOX到着~(旦那が止めるまで続く)。
今月のテーマはバレンタインにちなんでLOVE


それぞれの紅茶の説明&お菓子のレシピブックも入っています

新作も少しづつですが、UPしていますのでYadokari beadsものぞいてみてくださいね📿 









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2017年1月29日日曜日

ストラスブールでお気に入りのアクセサリーショップ(カーぺディエム)Carpe Diem, bijoutier préféré à Strasbourg


ジャムの妖精でおなじみのChristine Ferber 
(アルザスのニーデルモルシュヴィール村が本店)やマリアージュ・フレールの紅茶を扱ってる食料品店なんかもこのRue des orfèvres(オルフェーヴル通り)にあります。
短い狭い通りですが、両脇にお店が並んでいる可愛らしい通りです。

DAMMANN (ダマン)も扱ってたかも、でもダマンの路面店も同じ通りにあります。

あとお土産に便利なのはGrand Rueグラン・リュ。
お店が両脇にズラーと並んでる長い通り。

♔︎♔︎♔︎   

最近はマリアージュフレールの紅茶よりダマンのほうが好きです。

高級ホテルでもダマン出してるし。パリのボンマルシェのフード館にも売ってますけどね。

クリスティーヌ・フェルベールのジャムやマリアージュフレールの紅茶はストラスブールのギャラリーラファイエットの一番上の階のお土産食料品コーナーでも買えます。
4F(地上階は0Fとカウントするので、日本でいう5F)が一番上なのですが、フランス各地の高級品ばかり集めたコーナーが小さいですが出来てますのでぜひ。

Christine Ferber(クリスティーヌ・フェルベール)のアルザスのミラベルジャム

ギャラリーラファイエットストラスブールで購入。8.95€でした。
ミラベルはお隣ロレーヌやアルザス地方で採れる黄色いすもものようなプラムの一種です。

他にもアルザスのrhubarbe(ルバーブ)、アルザスのéglantine(イヌバラ)ジャムなどこの地方ならではの名前が付いたジャムもありましたよ!
ルバーブはイチゴ&ルバーブ、ルバーブ&バニラ味がありました。
ルバーブ&バニラジャムのほうはルバーブのグリーン色をしています。

本店のあるNidermorschwihr(ニーデルモルシュヴィール)のお店ではブラッド・ピッドがクリスティーヌさんのジャムを気に入り大量に大人買いしたそうです(笑)


ギャラリーラファイエットの最上階にあるフランス各地の良いものを集めたフードコーナー🇫🇷
フェルベールさんのジャムやマリアージュフレールの紅茶はここにもあります。


ストラスブールの大聖堂の脇を入った細い道、Rue des orfèvresの28番地にある、
アクセサリーショップ「Carpe Diem(カーぺディエム)」
で買ったパンジー(スミレ)のピアス🌼

このアクセサリーショップは素敵なアクセサリーが多くてお気に入りです。
先月、クリスマスマーケットのついでに行ったときも観光客でものすごく混んでいました。

カーぺディエムとは、
その日を摘め
(そのひをつめ、ラテン語: Carpe diem、カルペ・ディエム)は、紀元前1世紀の古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する語句。
「 一日の花を摘め」、「一日を摘め」などとも訳される。
また英語では「seize the day」(その日をつかめ/この日をつかめ)とも訳される。


その日を摘め - Wikipedia


「いまを生きる」っていう邦題の映画そういえばありましたね。
あれも原題は「Carpe Diem」だったのか・・・。


Rue des orfèvresの意味はオルフェーヴルは金銀細工職人という意味。
細い路地ながらもかわいらしいお店が両側にびっしりで、ほとんどのガイドにも出ているいつも観光客でにぎわっている通り。

セント・ジェームス、(あの有名なボーダーTはフランス語でmarinièreマリニエールと言います)、BIO(オーガニック)の化粧品や食品を扱うVitana、老舗パティスリーNaegel(ネーゲル)、あとは高級カシミアセーターやカーディガンのエリック・ボンパール、フルラとかも。



お次は、ちょっとコアな料理のレストランの紹介。
ストラスブールで行ったフランス海外県のレユニオン島料理を出すレストランが美味しかった!
フランスは海外県の島がたくさんあります。
どんなに遠く離れていても、もちろん行くときはフランス人はパスポートもいりません。
沖縄が日本から離れたところにあるみたいな感覚。

5 Rue des Orphelins
67000 STRASBOURG
03.88.32.70.58

わりとストラスブールのセントラルにあるので観光客でも余裕で中心地から歩いて行けます。
珍しいお料理が好きな人はぜひ。
GECKOはレユニオン島のトカゲの名前みたい🦎

レユニオン島はアフリカのマダガスカル島の隣。
マダガスカルはすでにフランスから独立していますが、ここも昔フランス領でした。

レユニオンは、サトウキビ栽培が盛んみたいで、ラム酒が名物とのことで早速!
ラム酒はさとうきびから作られます。
沖縄しかり、暖かい島ってたいていがさとうきび栽培してますよね。ジャマイカもラム酒が名物だって聞いたことあるし。

メインは海老カレーにしました。
カレーと言ってもトマト風味です。
美味しかった😋
ジャガイモのスライスしたサラダとともに。。

右奥に見える小皿に入った3種はピリ辛の付け合わせ。

ここでちょっと2つ告知📻

夫が趣味でやってるフランス映画のサウンドトラックインターネットラジオも
cine-melody. internet radio(←click シネメロディ
ご視聴ぜひよろしくお願いします~。
ブルーのトップバーの一番左の右三角ボタン▶︎を押すと音楽が始まります。

現在、新旧1500ぐらいのフランス映画から2000曲ぐらい入れてます。
しゃべりとかはない音楽のみの視聴無料のフレンチサウンドトラックです🎵

📿 私のやってるアクセサリーYadokari beadsもどうぞよろしくお願いいたします(笑)







🍌またレユニオン島料理に戻ってバナナフランベ

🍠さつまいものケーキ!
日本と違って、さつまいもやカボチャなどの野菜をケーキにする習慣のないフランスで初めて見たスイートポテトケーキ~!にテンション上がってしまいました❣️

素朴な島のメニューながらもここはまた行きたいと思えるレストランでした!




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2017年1月23日月曜日

NHKBS 世界ふれあい街歩きのストラスブール、フランスの乾燥肌用クリームなど La crème pour la peau seche

乾燥肌の痒みで皮膚科に行くと処方されるフランスのクリームDexeryl

全身用クリームで、処方箋があるとタダだけど、ないと15€ちょっと。

5€ぐらいだったって書いてる人もいるので、薬局によって値段には差があるみたいです。
グリセロール、ワセリン、液体パラフィン配合。


薬局で買えます。たくさん入っていて、全身に使えて便利。私は乾燥&敏感肌ですが、顔に使っても問題ありません。つるつるになります。
ちょっと重いけど、フランスに来た際に薬局で買ってお土産にしてもいいかもです。

@コスメにもDexerylクリームの説明が出てるみたいですよ。
@cosme Dexeryl Creme

サリチル酸50%配合の軟膏。
薬局で買えます。ビーフの何かも入っていて、7€ぐらい。
魚の目やウィルス性イボ(疣贅)に。
こちらは皮膚科医からの処方ではなく、自分で買ってみました。

日本の皮膚科で処方されるサリチル酸ワセリンはせいぜい5%~10%で、50%は貼り薬しかないのでやっぱり強力です。痒くなって皮膚がすぐボロボロしてくる。
塗るにつれ、肌が弱いと炎症起こしてただれてしまうのが難点だけど、魚の目には効きました。


薬局やスーパーで買える小さな缶に入った液体窒素は指のイボには効いて取れるけど、足底や足裏などの皮膚が固い部分に出来たイボには効かないと皮膚科医も言っていました。
これはその通りでした。

皮膚科医から処方されるサリチル酸を配合した瓶に入ったDuofilm(イボコロリみたいなもの)は痒すぎて炎症を起こしてしまったので中止。

まだこちらのサリチル酸軟膏のほうがマシかなー。

面白かったのはインプラント施術後に歯医者で処方されたホメオパシーのレメディ。
ホメオパシーはドイツ発祥の自然療法。
小さい砂糖玉が入っていて舌の上でなめます。
リップクリームみたいにくるくる回すと出てきます。

小さな砂糖玉は、水、砂糖、症状に合うハーブが配合されていて甘くておいしいです。
あくまでも自然療法なので漢方処方されるようなものですね。

皮膚科で処方されたホメオパシーのカレンデュラクリームは痒くなって私の症状には効かなかったけど、ホメオパシーは初めてだったのでヨーロッパでは浸透してるんだなと興味深かったです。


NHK BSプレミアム 世界ふれあい街歩きでストラスブール編が先日やっていたので見ました。

番組自体は良かったのですが、やたらドイツ、ドイツとこじつけともとれるようにドイツを強調している点に違和感が・・・。
木組み(コロンバージュ)にしてもドイツの木組みと違いますし。
ノルマンディにもこういう木組みはありますが様式が違います。

確かにアルザス地方は戦争のたびにフランス、ドイツと何度も国境と国籍が変わり、翻弄されて苦しんできた地域。
方言のアルザス語が知らない人にはドイツ語風なこともあり、アルザス語が話せたり、話せなくても聞いてて意味が分かるなら80%のアルザス人は自然にドイツ語も理解します。


しかし、心の根っこではフランスのこともドイツのことも信用していないというのが本音だと思います。アルザスがドイツに占領されたときフランスはすぐに白旗あげたと聞いたこともありますし、昔からフランスのドイツ人とか、français extérieur「外のフランス人」とみなされてたようですし。。

番組の中でフランスの他の地域から移住したマダムが、昔はfrançais intérieur 「内のフランス人」と呼ばれたと言ってたのは、アルザスはフランスのextérieur 「外」なので、その他はintérieur「内」ということです。
日本語訳は「よそ者」と言われたと訳してましたが。


夫の叔父さんもアルザスがドイツに占領された後、当時戦況不利でかたっぱしから若者を徴兵してたナチスに、ドイツ兵として徴兵されましたが、アルザス人は生粋のドイツ人ではないので、信用されてなかったのか、極寒の平原、ロシア近くの僻地に送られ戦死したようです。
遺体も戻って来ていませんが、ドイツからもフランスからも何の補償もありません。

他のフランスの地域の人たちは、徴兵されるとき逃げればよかったと言うそうだけど、当時アルザスでは逃げたらナチスから一家皆殺しでした。
そういうことも他のフランスの地域のひとたち知りません。
もちろんこの地域は占領されてる間はフランス語も禁止。

なので、番組のテーマがドイツとの融合?なので仕方ないのですが、ドイツ語を勉強してる子供たちより、アルザス語を勉強してる子供たちを取材してほしかったです。

アルザス語の劇やアルザス語を習う若者たちのことはたびたび地元のニュースでも取り上げられいますが、ドイツ語を習う子供たちのことは取り上げられたこともないので出て来たとき、「え?」て感じでした。

夫が子供の頃は番組に出て来たレッスンもなかったようですし。
番組に出て来たのが独仏夫婦だったので、たまたま幼い頃からお孫さんにドイツ語を習わせていただけのように思います。

今のフランスの子供たちは小学校で選択制の第一外国語を取り、中学校で外国語から2か国語を選択することになっています。
この地域だと必然的に英語とドイツ語を取る学生が多く、幼児のころからドイツ語教室に通わなくてもドイツ語は習得できますし。
(イタリアとの国境近くの地域はイタリア語、スペインとの国境近くはスペイン語を取る子供たちが多いです。)

もちろん、今のフランス人(アルザス人)たちはドイツとも仲良くしてますし、ドイツの方がスーパーの日用品が安いのでストラスブールからだと国境を越えてライン川対岸のケールに買い出しに行ってる人もいます。
それと同時に、お年寄りなどは(私の義父も)今もアルザス語で話していて、アルザス語を絶やさないように守り続けています。

あとは、歩いてすぐ行けない距離にいきなりワープして、街歩きに沿ってない部分がたびたびありました(笑)
これは、番組の時間内に収めなければいけないので、編集するのは仕方ないですけどね。。

アルザスはドイツとの文化融合と言うより、アルザスはアルザス、アルザス人はアルザス人だというアイデンティティ意識がすごく強い地域。

方言にしてもドイツ語に似ていると言うと生粋のアルザス人は違う!と言います。
もちろん、今はフランスでよかったと思ってる人が大半ですが、他のフランスの地域ともちょっと違う、独自の文化と言語をもっています。

日本に例えると、沖縄の人と似たところがあるのをすごく感じます。
それは国境の街ということで、戦争に翻弄されて苦しんできた地域だからこそのことだとストラスブールへ来てから分かり、日本にいる頃は思いも及ばなかった沖縄の人たちの痛みにも思いを馳せるようになりました。

以上が、番組を見た私の個人的な感想でした。




(フランスのリトルメルスリーはアメリカのEtsyに買収されてクローズしました)

ストラスブールではマイナス気温の寒い日が続いておりますが、ちょこちょこYadokari beadsの更新もしています。お時間あるときに覗いてみてくださいね😉

フランスのウスターソース と紅茶BOX☕️LEA & PERRINS, Worcestershire sauce et La Thé BOX


今月のお楽しみ紅茶BOX到着~。

止めるまで毎月テーマ別で届きます。
1月のテーマはワイルド🦁
非売品サンプルで入ってたフィリピン製のトースティッド ココナッツ チップスがすごくおいしかった。

🥥味付けは海塩と砂糖のみ。
調べたら白いままのココナッツチップスはあるけど、ローストしてあるものはなかなかなく、ポイントはグリルしてカリカリにすることだなと思いました。


箱はイラストが毎回違ってかわいいので、ビーズなどのパーツ入れに使っています。
葉っぱのハーブはセージです。
いつもマフィンみたいなミニパウンドケーキも入っている🧁




各紅茶の説明やレシピが載った冊子とおまけのフィルターやメモ帳
今月はレシピにアサイーボールが載っていた。



今日はマイナス5℃で、バルコニーに長いツララが出来てました。
これでも最近は地球温暖化で昔みたいに寒くないし雪も全然降らないです。
雪は降ってないのに、木の枝すべてに霜がついていて、真っ白!
寒いけど綺麗でした❄️



急にナポリタンが食べたくなってレシピを見たらウスターソースと書いてあり、そんなものないよと思いながら調べてみたら、海外でウスターソースと言えばこのLEA & PERRINSでした。

早速、家の隣のスーパー、オーシャンに行ったらありました、ありました。

イギリスのWorcestershire州発祥だからウスターソースと言うみたい。
日本ではおなじみのいわゆる「ソース」の元祖(?)みたいです。

LEA & PERRINSは現在ケチャップで有名なハインツから出ているようで、ボトルにMade in UKと書いてあってイギリス王室御用達マークもそのまま残っているけど、裏を見たらハインツ ヨーロッパになっていました。

ハインツはBBQ(バーベキュー)ソースも出していて、BBQソースはウスターソースにケチャップを足せば作れるみたいです。

見た目は日本のソースよりさらさらなので、ちょっと違うかな?と思ったけど、味はちゃんとナポリタンになったので今後はソースがいるときはこちらを使いたいと思っています。
ただやっぱりちょっとシャビシャビが気にはなるな〜🍝