今日7/14は14 Juillet(キャトーズジュイエ)で祝日。
郵便局閉まるから、Yadoの出荷にも行けない。
午前中はシャンゼリゼで軍事パレードが行われます。
夜は各地で市があげる花火。うちからもボンボン聞こえました。
昔、パリに留学してたころ見に行ったけど激混みで、戦車に乗った当時のシラク大統領の頭のてっぺんしか見えなかった。。
日本ではパリ祭と言うけど、血みどろのフランス革命が始まった日で、なんでパリ祭なのか意味不明・・・
~追記~ 今、ニースで花火見てる人混みにトラックが猛スピードで突っ込み死者が84人になったというニュースが。。😲 テロ犯人は射殺された模様。。 もうバカンス始まってるし、夏の南仏だし、観光客たくさんいたと思う。。現場は海沿いの有名ホテル「ネグレスコ」のすぐそば。
さて、本題に入りますが、先週国営チャンネルのFrance2でやってたフランスの星付きレストランやスターシェフのキッチン内部での従業員へのパワハラ・いじめ、嫌がらせのドキュメンタリー番組を録画してたのでそれを見る。
旦那は2年間、料理を習ったし(その後、嫌気がさして転向)料理の国家資格も持ってるので、キッチンの閉鎖的で軍隊的な陰湿体質はよく知っている。
これはもう世界共通みたい。。
私も昔から美味しいと評判のお店の食べ歩きが好きだし、旦那も料理にはすごく興味があるので(毎日作ってるしww)、フランスや日本でミシュラン星付きのお店にもお金が許すときはちょこちょこ行きます。
なので2人で興味深く見ていました。
ロブション・ボルドーでイジメが行われていたことは、去年だったかな、ネットニュースで見てたときから知っていたけど、
今回のTVでは人気のシェフの料理対決番組「TOP CHEF」とかにもゲスト出演してたヤニック・アノレシェフが元従業員たちから訴えられたこともやっていた。
ルドワイヤンもムーリスも有名だから知ってたけど、シェフの名前知らなくて、ググったら本も出してるし、イケメンシェフとか書いてあってうげー。。そういわれたらTOP CHEFに出てたなと見覚えのある顔でした。。
The guardianから
ヤニック・アノレシェフはパリの超高級ホテル「ル・ムーリス」から8区の三ツ星レストラン「ルドワイヤン」(下の写真。お庭のあるパビリオンみたいな素敵なたたずまい)に華麗なる転職と思いきや、ルドワイヤンでパワーハラスメントを行い、元従業員たちはうつ病になったり精神的苦痛からトラウマになってたり心に傷を負ってた・・・。
報道によるとどうやら、セコンドのシェフと組んで自分が好きなスタッフに総入れ替えしたいからか(?)、イジメやパワハラ、嫌がらせでスタッフを自主退職に追い込んでいた模様。。
直接、「お前はクビだ!」なんてやると、フランスは労働組合の力も強いし賠償金を払わないといけないといけないもんだから、姑息なやり方で自ら辞めていくように仕向けていたようだ。
訴えたらもう料理業界ではどこも雇ってもらえなくなるとか口を閉ざすスタッフが多いけど、こういうことはもっとオープンにしていかなきゃ業界の閉鎖的な軍隊体質は変わっていかないと思う。
(英語)
さて、もう1人有名なのがジョエル・ロブション。。
日本でも有名ですよねー。私も東京で何回かラトリエに食べに行ったことがあります。
職場の下に入っていたし。
この人の場合、自分が直接手を下すとゆうよりはイジメを知ってて黙認してたふしがある。 そして今回問題になったのはロブションのボルドー店。しかもなんとイジメを主導してたのは日本人と・・。
記事に「従業員たちに屈辱を与えたがるトモノリ ダンザキはサディストだ!」とサディスト指定でしっかり名前も出ている。。
イジメ大国日本・・・こちらも真偽のほどは分からないけど、日本人はフランスでもイジメを行っていたと知ったときは非常に嫌な思いがして情けなくなった。。
自分もやられてそうやって一から這い上がってきたから、それに耐えられるものだけが一流のシェフになれるとかは彼らが言いそうな言い訳だが、やられたからって、自分も上の立場になったら下にやるのは卑怯者のやることだと思う。
見て見ぬふりしてたロブションも最悪だよ、もう。
トップに立つ者としてどーなの。。
いくら美味しくてもそんな人権を無視したのがキッチンにいる店にはもう食べに行きたくなくなるわ。。
イジメの監視には役に立つのかもしれないけど、ドキュメンタリーの中にはキッチンに監視カメラまで付けてるシェフもいてぞっとした・・・。
(英語)
「侮辱と嫌がらせ」 (←クリックするとFranceTVinfoの記事に飛びます。) 仏語でもロブションのキッチン内でのハラスメントの記事が・・・・
EATERの下の方にティラニー(暴政、圧制)とも書いてあるな。。
今回分かったのは氷山の一角だろうが、勇気を持ってどんどん声をあげて戦ってほしいものである。
真っ白な内装で統一されていた。
箸を使うことで有名なティエリ・マルクスシェフも席に出てきたのでお見かけしました。
この人もTOP CHEFに審査員で出ていた。
ここのキッチンにもたくさんの日本人が働いているのはTVで見ました。
補足ですが、先日JSTV(日本語衛星放送)で見た世界最優秀ソムリエコンクールのアルゼンチン大会の様子で、このマンダリンオリエンタル パリに勤めるパリのスーパーコンピューターの異名を持つ仏人ソムリエが1位のスェーデン人ソムリエ(NYのレストランで働いていた)と僅差で2位になってました🍷
田崎真也さんもアルゼンチンでコンクールの司会で映ってたけど、国際ソムリエ協会の会長もやってたんだなー。
東京の愛宕神社の境内にある田崎プロデュースの和食屋さんに何回か食べに行ったことあるのでTVを見てて懐かしくなりました。
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