2020年9月24日木曜日

リサイクルショップ・エマウスへの森 La Forêt pour aller à Emmaüs Strasbourg

 

完全ドネーション型のリサイクルショップ「Emmaüs(エマウス)」

フランス全国にあって、エマウス・ストラスブールはうちから森を抜けて25分ぐらい歩くと行けるので散歩がてらちょくちょく見に行きます。
ピエール神父(Abbé Pierre アベ・ピエール)が1949年にホームレスや生活困窮者などのために創設し、共同生活を送る中で自立を目指すNGO団体です。

だいたい遺品整理や引っ越しなどに使われ、持ち込みもできますが、家の家具や家電、古道具、雑貨、絵画、衣類、靴、バッグ、アクセサリーなど何でもあり(編み残りの毛糸や刺繍糸、下着もw)処分する時に連絡するとトラックで引き取りに来てくれます🚚

無料でエマウスに引き渡し、ホームレスや最近では難民の人たちがスタッフとして働いているので、
我々がその品を再購入することで彼らのお給料や施設の運営費がまかなわれます。
スタッフは2年間しかエマウスにはおれず、その間に自立を目指す仕組み。

定期的にイベントが行われ、イベント期間中はすごく混んで朝から価値のあるアンティークを目当てに争奪戦が。私もここで日本で高値で売られているアンティークのお皿などを一桁台の数ユーロでゲットしたことがありますよ。

特にお年寄りなどの家から出る重厚な家具のクオリティは現行品とは全然違います。
なんでも捨てるのはエコでないし、別に売らずに家のものを処分をしたい人は多いと思うので、加えてホームレス&難民・移民の自立支援にもつながりとてもいいシステムだと思います。
日本にもできればいいのになぁ・・👗

以下、森の遊歩道とエマウス内の様子をごっちゃにしてお届けします、笑🌳
















😷Covidなので入場制限が行われていて、イベント中だったこともあり結構並んでいた。




森の中から見える元教会の現老人ホーム(冬に撮影したもの❄︎)



0.50€でゲットした1930年刊行エディションネルソンのレミゼラブル。
この表紙かわいいのでフランス古書として日本でも人気があって2千円ぐらいで売られています。
セーヌ河岸のブキスト(セーヌ川沿に並んでいるキオスクみたいな緑のパコっと開ける屋台を開いて古本を売っているパリの古本屋)では7€ぐらいです
📗




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