2021年3月21日日曜日

バロックパールの一粒ピアスの作り方 Comment faire les boucles d’oreilles en perles baroque

おしゃれなファッション業界人の間で人気の
バロックパールの一粒ピアス🦪

バロックパールは従来のまん丸パールではなく、
歪んだ凸凹した形をしているので、
一点づつ表情が違い面白みがあります。
 
買うとお高いので自作してみました。
サイズは約12x10mmです。

📿まずはまん丸ではない、
バロックパール(変形淡水パール)のビーズを用意します。

ビーズの中からなるべく裏がフラットになっているものを選ぶといいです。
穴のないルースパールも探せばあるのですが、
素材の段階で結構お高いので、
両穴タイプのビーズを選んだ方が安く手に入れられます。

方穴タイプはトップホールが多いので、
そちらを使ってもらってもいいですが、
方穴もビーズより素材の値段が高くなります。

ドロップが耳たぶからこぼれた感じにするため、
丸皿の貼り付けパッドは上の方に付けたほうがいいです。
(真ん中もやってみたけどしっくり来ず)

貼り付け用丸皿ピアスは貴和製作所などで売っています。
4mmを使用。

あとは接着剤で丸皿ピアスを貼り付けるだけ。

私は強力なアメリカ製のE6000を使用していますが、
それですら一液接着剤は乾いてもグッと力を入れると
ピアスの丸皿は簡単にぽろっと剥がれてしまいます。
樹脂ですらたまに外れたり・・。

2液の接着剤が強力で良いみたいなので、
今度手に入れたら試してみたいなーと。

パールの面がツルツルしているからだと思うのですが、
さすがにこの程度の強度で接着剤ものを売るのはどうかと思うので、
自分用にしました🏠

丸皿の貼り付け面をヤスリで削ってからの方がいいみたいで、
それも今度試してみたいなと思っています。

💡お手持ちの方は2液接着剤+丸皿の貼り付け面をヤスリで削ってから
接着をやってみてください。


穴が開いているのは覗き込めばやはり分かるけど、
パッと見は分からないです。

バロックパールピアスは、
本当に高い値段を付けているところもあるので、
穴と接着剤の強度のことすら気にならならなければ、
自分で作った方が全然良いですよ〜✌️


ちなみによく聞かれるイヤリングへの変更ですが、
フランスは子供の時に(早い子では2歳ぐらいから)
ピアスホールを開けるのが普通なので、
金具も全然充実していなくてやっていないんです。


需要がないので、素材も良いものが作られていないって感じで。
クリップイヤリングたまーに見かけるぐらい。
現行品ではまずなくて、
アンティークやヴィンテージで見かけることが多いですね。

クリップタイプは大振りパーツに貼り付けると
耳たぶに安定するのがいいのですが、
淡水パールのような小さなものには不向きなので、
小さな貼付け面のイヤリング金具でやってみるのもいいかも。


日本でよく聞く金属アレルギーで、
イヤリングへ変更もフランスで売っていて、
Etsyはほぼリクエストがなかったので、
早い年齢のうちにピアスホールを開けることによって
免疫ができるのではないか?と推測しております。

アレルギーは環境因子とかもあるので定かではありませんが・・👂

こちらは接着剤よりはるかに強度の強い、
ピンで作った揺れる5連のバロックパールピアス

シルバーチェーンとパールのクールな組み合わせが
気に入っています💕

下ろしたヘアスタイルだとどうしてもピアスが隠れてしまうけど、
長めなので揺れるパールがチラリと髪の間から見えて
アップスタイルよりはロングヘアにいい感じ💇‍♀️

Yadokari beadsで販売していますので、
よろしければご覧ください💋



天然の淡水パールですが、真っ白ホワイトではなく、
ハニーオーロラみたいな、
コットンパールで言うところのキスカ色のニュアンスカラー。

パールや天然石など天然物の素材は、
汚れや欠け、おかしなかたちなものも多く、
一点ずつ綺麗なものを選んで作っているので、

素材はかなりの部分で損失が出ますが、
やはり納得のいくものを販売したので、
そこはいつも素材を厳選しています。

アクセサリー作りは一にも二にも素材が第一!👑



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