2017年4月16日日曜日

ストラスブールの蚤の市②、 ストラスブールの県庁で滞在許可証(Carte de séjour)長蛇の列 / Longue file d'attente devant la préfecture, marché aux puces à Strasbourg 2

ストラスブールもずいぶんと暖かくなり
26℃ぐらい行く日も。
只今昨日から始まったpâquesパック(イースター、復活祭)
で四連休中です。
(アルザスはドイツ時代の慣習で4連休ですが、パリなど他は3連休)

さて、先日結婚丸々四年にしてようやく取れた滞在許可証の
Carte de résident(通称10年ビザカード)を受け取りに
préfecture(県庁)に行ったのですが、もう長蛇の列!!

なんとつっ立ったまま外で6時間午前中から並んで待ちました!
それでも窓口が閉まる15:30になっても激混みすぎて
県庁の中には入れないことが分かり、
午前中から並んだ人のみに、
翌日の朝8:30に優先的に中に入れる整理券が配られ、
次の日に中で2時間待って、
ようやく念願の10年カードを手にしたのでした。

中には朝5時から9時間待ってる人もいて、
みんな中に入りたくて超殺気立ってるから警察との小競り合いも多々起き、
まさにカオス状態。。

並んでいてもじりじりじりじり前進してくる人たちに抜かされたりして、
中の込み具合によって10数人中に入れる場合もあるのですが、
私です!私です!とみんな人差し指を立ててアピールして
中に入ろうとするので主張できないものは
どんどん押されて後ろに追いやられ・・・。
もう悲惨でした。。

家に帰って夕方のローカルニュースを付けたら
その様子がやっててビックリ!

なんでもシステム障害に加え、
大統領選前の駆け込み需要もあったみたい。
フランスは大統領が変わると政策もがらりと変わってしまうので、
万が一のことを考えて今のうちに外国人が押し寄せているようです。

並んでる様子をスマホのビデオで撮ってた人は警察に携帯を取り上げられていた。


妊婦さんや子連れの人、
ハンディキャップの人たちには特別優先の整理券、
ブルーチケットが配られるので、少し優先して中へ入れます。
それでも待つけど。。
(中の収入印紙買う列とかも優先)

それもあって子供を肩車してアピールしてる人もいました。
難民の人たちなどは一家全員で来てるので、
中には足の悪いお年寄りとかもいて、
借りた折り畳み椅子に座り込んでる人も。
もちろん並んでる最中はトイレにも行けません。。

申請はともかく、
せめて受取りは別の場所にするなど場所分けてほしいです。。
全部いっしょくたなので。。

列に並ぶのも申請déposerのラインの方は午前11:30、
受取りretirerのラインも12時ぐらいに並ぶのは締め切られていました。

翌日、前日もらった整理券で県庁の中に入ったときも
外は昨日と同じくズラーの長蛇の列。
並んでる人のうんざり&恨めし気な顔がちらっと見えました・・・
(昨日の私。。)
毎日この状態がすでに数週間続いてるようなので、
激混みすぎて整理券が日々後手後手になっています。

中もぎゅーぎゅー。

中には世界の医師団と書かれたチョッキを着た2人が
万が一気分が悪い人に備えてウロウロしていました。
私が並んだ日はまだ天気が良かったので良かったですが
(それでも足はもうガクガク限界)、
これ天気が悪かったらほんと最悪です。
夏の炎天下だったら死人が出てもおかしくありません。。

ストラスブールは今現在、
carte de résident (10年カード)申請後の面接日程だけは
オンラインから予約制なのですが、
今後は申請も受取りもすべてオンライン予約制に変える計画が出てるみたい。
一体いつになるのだろうか・・・。

とにもかくにもこれでしばらくは、
毎年滞在許可証の更新に行かなくても済むので
(長~い待ち時間&更新料も結構します)旦那とどれだけ喜んだか。
申請は偽装結婚を避けるため配偶者も一緒に行くことになっているので
相手にとっても1日仕事。

改めて移民の国フランスを思い起こさせた1日でした。。

Pâquesパック(イースター)ということで、
こういう🐑羊のかたちをしたスポンジケーキがパン屋さんや
スーパーなどに売っています。
ふわふわでおいしいです~😋

Agneau pascal (アニョー パスカル)子羊パスカルと言います。
アニョーの型もパックの時期になるとスーパーで販売されます。

話変わり、前回も記事にしたのですが、
ストラスブールで行われたちょっと大き目の青空蚤の市
が開かれたのでまた行ってきました!
いいお天気でぶらぶら歩くのに楽しい1日でした~☀️

前回9月に行われ、次回は10月のようなので(?)春と秋に行われるみたい。
水・土曜などにセントラルで開かれている常設の骨董市より規模が大きいので、
次回も行く予定です。

Petite France地区の
St.Thomas(サン トマ)教会前の広場で行われます。













壁沿いに素敵なディスプレイ。





シュールな赤ちゃん人形(笑)
人形の足だけ、腕だけも蚤の市ではよく売ってますw

昔の道具類も。



ここのスタンドは前回たくさん買ったとこ。

同じポジションでお店を出してました。
今回は何も買いませんでしたがやっぱりよく見るとかわいい。



なんか素敵。

テントの休憩所で軽食も取れます🎪

これもシュールだ(笑)🪚

🥨パン屋さん。
ここで買って休憩コーナーで食べることもできます。

市内を流れるイル川。
すごくいいお天気で気持ち良かった~✨

🦆鴨さんも川辺で休憩中。

今回の戦利品はこの3つ。

1800年代の昔の聖書や、パンジーのペンダント。
他にもほしいものあったけど、
いいものは結構な値段がするのでこれ以上はやめておきました。

ヴィンテージやアンティークパーツメインでお作りしている、
アクセサリーのYadokari beads(ヤドカリビーズ)
もどうぞよろしくお願いします🙏✨

⤵︎









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