2018年12月12日水曜日

ストラスブール クリスマスマーケット ~マルシェ・ドゥ・ノエル~ 2019 Marché de Noël Strasbourg, Christmas market Strasbourg 2019



2019年12月11日(火)の夜20:00頃、ストラスブールのクリスマスマーケットで死傷者の出る悲しい発砲テロが発生してしまいました・・😢
私たち夫婦は1日前の月曜日の夜にちょうど行って来たばかりでした。

🎄クリスマスツリーの発祥地がアルザス地方のセレスタということもあり、アルザス人にとってクリスマスはそれはそれは深い思入れがあり、またアルザス地方が一年で一番賑わう季節でもあります❄️

キャピタル・ドゥ・ノエル(クリスマスの首都)の異名も持つストラスブール。
1570年から続く欧州最古にして最大のクリスマスマーケット。
毎年12月のマルシェ・ドゥ・ノエルは師走の風物詩です🍷
世界中から数百万人の観光客が訪れ、日本人にも人気があり、パリからのツアーも組まれおり、街が活気付きます。

平和の象徴である美しい街が悲劇に包まれてしまい、今日はクリスマスマーケットもクローズということで、(16世紀に始まるマーケットの歴史以来、第一次世界大戦と第二次世界大戦を除いてクローズされるのは初めてでないでしょうか?)


パリの同時多発テロ以降、この時期中心市街地に行くには橋のたもとに各チェックポイントの検問があり、車両の乗り入れは禁止で私も毎年バスで行くのですが、バスの中に警官が乗り込んできて荷物検査があるのはいいが、バッグの中をチラリと見るだけでボディチェックまではしないのでやはり全てを防ぐことは不可能かと思います・・・👜

〜テロ後追記〜
犯人は3日後に射殺されましたが、橋のたもとでボディチェックも始まりました。
バスは橋の手前で全員降車で、トラムも中心部の停車駅はスルーで止まりません。


テロはショックで、どうして・・という虚無感が去来していますが、ホットワイン片手にマルシェをそぞろ歩く皆の幸せそうな笑顔の数々を思い出し、早くUPしなくてはと思い、いくつか撮った写真をご紹介させていただきます。

クリスマスマーケットには毎年行っているのですが、来年ももちろん行きます⭐️

🙏お亡くなりになられた方、負傷された方々に心より哀悼の意を捧げます。

今年はクレベール広場にスケートリンクが出現⛸
子供たちが楽しそうに滑っていました♪





✨ギャラリーラファイエット(デパート)のライトアップ。

毎年ボージュ山脈から切り出されるモミの木のツリーです🌲
今年は約30メートル。

ツリー用に植林もされています。





ストラスブール大聖堂前のクリスマスマーケット。
市内中心のいくつかに散らばってシャレー(小屋)が出店しています。





今年の招待国はフィンランド🇫🇮
スモークサーモンを実演で作っていて面白かった🐟

毎年ストラスブール商工会議所前の広場にその年の招待国の小屋が出店します。
去年はアイスランドでした。
Vin chaud(ヴァン・ショー)ホットワインです。
これは毎年必ず飲みます。寒さの中に暖かくてほんのり甘いワイン。
美味しいですよ〜
今年のカップです🍷
カップ代は1€で、返却するとお店から1€キャッシュバックがありますが。毎年記念に持ち返っています。



🍞アルザス名物パンデピス(ジンジャーブレッド)で有名なミレイユ・オステールもPlace broglie(ブログリー広場)にて出店中。
Pain d'Epices Mireille Oster

14 Rue des Dentelles, 67000 Strasbourg

プティット・フランス地区に常設店もあります。
7 épices (7つのスパイス)の入ったパンデピスが美味しい。




🍎ホットシードルなど、いろんな種類のホットワインがあります。

アルザスにちなんだかわいい絵が描かれたシャレー🍭




☕️老舗パティスリー兼サロン・ド・テのクリスチアン🍰
Pâtisserie Christian 
12 Rue de l'Outre, 67000 Strasbourg

トロンプイユ(騙し絵)の壁紙が毎年ゴージャスにライトアップされて、観光客の人だかりができています。

🎄自宅に飾るツリー用のモミの木も売っています。


Christkindelsmärikアルザス語で書かれた「キリストの子マーケット」
Place broglie(ブログリー広場)で開催されている大き目のマルシェ・ドゥ・ノエル🎅


Rue des Orfèvres
😞まさにこの通りで悲劇が・・・。

撃たれた箇所にはそれぞれ花やろうそく、写真などが飾ってあって、見ると何とも言えない気持ちになります・・・🕯
この細いオルフェーブル通りは、素敵なお店が道の両側にびっしりと並んでいて、普段から欠かせないショッピングストリートです。


✨大聖堂の横の道は、バカラのシャンデリアが並ぶ通り。
バカラはお隣のロレーヌ地方、バカラ村が発祥。
アルザスはラリックです。

アルザス・ロレーヌ地方は砂が多く取れる土地のため、ガラス産業が発達しました。
砂を採った後の人口の湖がいくつもあります。
地下水が多いため地下鉄が作れず、トラムになったのですが、
今ではトラムのモデルシティとしてフランスの先駆けとなりました。
大好きなフレンチブルドッグ発見❣️🐷

Place du Temple Neuf(タンプルヌフ教会の前の広場)のマーケットで大好物のマロングラッセを買っています🌰
フランスのマロングラッセはかなり高額で、一粒300円以上します💦
10粒すでに完食・・・😭


あれ?私の名前?と面白くてパチリ⛄️
フランスでYouki(ユキもこのようにユウキと書く人が多いです)はオスの犬の名前です🐶
ポチみたいなもん?(笑)

だから私宛の手紙はよくムッシュー・ユキで届きます😁

🎄クリスマスツリーの脚を支えるかわいらしい土台を購入。
チェコ製になっていました🦌



こちらはストラスブールで有名な、老舗のミシュラン一つ星フレンチレストラン
クロコディール(クロコダイル)🐊
Au crocodile
10 Rue de l'Outre, 67000 Strasbourg


シェフとサービス長の奥さまの夫婦コンビは、シェフがTVの人気料理対決番組「トップシェフ」で2位になったあとクロコディールに引き抜かれました。
ほぼ1位だったのですが、最後の一皿で敗れてしまい。。
ストラスブールに来るまでは中国でトップ10に入るお店で腕を磨いてたとのこと。


なんとこちらのレストラン、今年12月にトリップアドバイザー(Trip Advisor)のガストロミー部門世界一位にランキング🎈
二つ星にランクアップも間近かと。
クロコディールは、市内にある同じくミシュラン一つ星のフレンチ「1741」と同じオーナー。
お魚専門レストランも来年2019年早々にオープン予定でこちらも楽しみです🍽

→2021年3月後記
シェフと奥さまはスイスのローザンヌに引っ越してお店を辞めてしまいました。
クロコディールは今も変わらず1つ星レストランのままです⭐︎




それでは、2020年も皆様にとって楽しく幸せな1年となりますように☃️
良いお年を〜
写真の白い実の植物はgui(ギ)と言って、宿り木(ヤドリギ)です。
幸福を祈って新年に向けて高いところから吊るします。
ヤドリギの下で新年Kiss💋すると幸運が💓



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