2015年2月14日土曜日

St. Valentine's Day, Le Chocolat de Alain Ducasse

今日はバレンタインデイ

フランスは男性から女性に花を渡したり、双方でプレゼント交換したり、レストランに食事に行ったりと様々。

私は旦那にLasso(ラッソ)のフエルトスリッパとアラン・デュカスのチョコレートをプレゼントしました。


このLassoのスリッパはフランス製で1枚仕立てのフエルトから出来ていて(裏はレザー)自分で組み立てる面白いコンセプト

好きな紐の色を選べるのでブルーをチョイス。

こんな袋に入ってぺたんこになった状態で送られてきますが、手順に沿って紐を通していけば簡単に出来そう。

日本でも他のサイトで売ってるみたいです。
http://www.lasso-shoes.com/home


ディナーは旦那作のロブスター料理でした
(シェフではないですが、料理の国家資格を持っているので私よりはるかに料理がうまい・・)

ちなみに花屋は今日はぐーんと値段が上がります



アラン・デュカスのチョコはおしゃれな四角いBOXに入っています。
http://www.lechocolat-alainducasse.com/


バレンタイン用のハートのチョコをチョイス。

私も半分もらいましたが、プラリネとノワゼットが中に入って見た目より軽くすごく美味しかった!
あっとゆう間にぺろり。

パッケージもステキ~


茹で上がったばかりのロブスタ~🦞
冷凍されたものがスーパーに売っています。

新作もいくつか追加しました~。
よろしくお願いします

Creema

ミンネ

まだ全部はUPしてないけど、いくつかはフランス向けです。
フランスと日本ではお客さんの好みが全然違うので面白いです。

日本で人気のパールはフランスではあまり人気ないかな。
特にコットンパールは全く人気なし。
パール=おばさんというイメージがあるみたいで、特に数珠みたいにつながったやつ。
冠婚葬祭でフランスでは使いませんしねー。

フランス人はブレスレットが好き。
ディナーなどの席でノースリーブを着る人が多いから?
TVの女子アナウンサー(フランスではアナウンサーは全員ジャーナリストです。)とかも、真冬でもノースリーブのワンピース着てるし、腕を出す機会が日本より多いからかもしれません。


あと、日本では今は圧倒的にゴールドの方が人気だけど、こちらではシルバーやブロンズなどの落ち着いた色味が好きな人が多いです。

ピアスをゴールドボールにして、キャッチを赤いボールにした新作は、先日TVで見たナタリー・ポートマンのピアスの色の組み合わせを参考にしました。
赤とゴールドのとてもステキなピアスだった。

ナタリー・ポートマンの旦那さんはフランス人の振付師です。





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2015年2月7日土曜日

フランスの医療システム Le système médical en France

今日は日本とは大きく異なるフランスの医療システムについて書きたいと思います

日本では大学病院であろうとどこの病院であろうと自分で勝手に好きな病院へ行けますが、フランスは医者への一極集中を避けるため、大学病院や専門医へは勝手に好きな病院へは行けません。皮膚科、歯医者、眼科などは専門医ですが勝手に好きなところへ行けます。
ただし、すべて予約制。
どの専門医が勝手に行けて、どの病気は勝手に行けないかは私もいまだによくわかっていません。。

まずは、だいたい近所のクリニックへ。
自分のMédecin Généralを持つ必要があります。
(総合内科のようなジェネラル医。登録医、主治医のことを指す場合、Médecin traitantと言います。「あなたのMédecin traitantは?」と聞かれたら自分が主治医として登録したジェネラル医のことを差します。)のところへ行き、症状を説明して簡単な風邪や腹痛などはジェネラルが診察をして処方箋を出します

ジェネラルでは手に追えない、専門医が必要だとジェネラルが判断したものは、ドクターからその病気の専門医を紹介してくれるのでそこへ通うことになります。
病院と言ってもほとんどが、いわゆる病院!ではなく、アパートの一室でやっているクリニックです。

引っ越してきたばかりの人はどうするの?ですが、ネットや電話帳、または歩いてるときに見つけた下の写真のような看板が出ているジェネラル医にお願いするのですが、私の登録医になって下さいの旨を申し出て、紙をもらって記入しそれを自分の所在地にある健康保険組合Assurance maladieのcaisseに送って登録完了となります。
なので自分の主治医に通えないような地域へ引っ越す場合は再びこの作業は発生します。
AMELI : 
http://www.ameli.fr/assures/soins-et-remboursements/comment-etre-rembourse/le-parcours-de-soins-coordonnes/choisir-et-declarer-votre-medecin-traitant.php

勝手に行ける専門医や血液検査でラボラトリーに行くときなど、いつも「あなたのメディサン トレットモンは?」とだいたい聞かれるので、このかかりつけ医登録は必須です。


🤒こちらがジェネラル医。

医者のほとんどがアパートの一室でクリニックをやっていて、こういう感じの小さなプレートがアパートの門の横に貼ってあるだけなので、よく見てないと見逃してしまいます。日本のようにでかでかとした派手な看板があれば分かりやすいんですけどねー。

ジェネラル医は受付も会計も看護師もおらず、何もかもドクター1人でやっていることが多いので、まず待合室に入ったら、自分の前に何人患者がすでにいるのかを数え、待っている人の顔ぶれを頭に記憶します!

そして、ドクターが待合室に次の患者を呼びに来たら、自分の番のときにすかさず「ハイっ!」と手を上げて順番を自己申告します(汗)
順番チェックを怠って次は私よ!の意思表示をしないといつまでたっても待合室で待つことになるので注意。

ジェネラルは予約制ではないので、いつもかなり混んでいます。。

例外はあって専門医でも、皮膚科や婦人科、歯医者、眼科、耳鼻科などは主治医を通さなくても勝手に好きな病院へ行けますが、飛び込みはほぼ受け付けないので、予約が必要です。

その予約がまた大変混んでいるので電話した一ヶ月先しか空いてないとかザラです。
3か月予約でいっぱいの皮膚科医とかもいました・・・。

しかも、日本と違って先に健康保険分を引いて請求ではなく(先に引いた分を請求する医者もいますがまれ。)まずは一旦すべて自腹で払ってあとから健康保険組合から口座に返金されます。
一体いくらいるのか分からないからドキドキ💓

歯医者などは虫歯で行って、セラミックやインプラントで何十万もかかる場合も。フランスは銀歯はないので。。銀歯は将来癌になるとかいう噂があってよくないみたいです。

(歯医者は医者の中でも一番高いです。。よっぽどのことがないと行けない・・・)


専門医はスペシャリストになってますね。
右は皮膚科。

それから、血液検査やレントゲンなどは自分で別個にラボラトリーなど専門のところに行くのでクリニックの中では行いません
(レントゲンに関しては院内に設置してるクリニックもありますが、ジェネラルのかかりつけ医はまずないです。)

CTスキャンなども専門のところへ。
すべて分業制です。

医者から血液検査をするよう紙を渡されたら、自分でこのようなラボ(だいたい近所にあちこちある)へ出向いて検査を受け、結果は自宅とドクターにラボラトリーから郵送されるので、次回の診察のときに結果の紙も自分で持って診察のときにドクターに見せます。

カルテに検査結果を記入したらすぐに返してくれます。
レントゲン写真なども大きな封筒に入れて渡されるので、結果の写真を自分でドクターのところへ持っていきます。よく大きな封筒持ってきてる人を見ますよ。

とまあ、日本とはかなり違う医療事情についてざっとまとめてみました
🏥






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