日本では来月12/4から公開のようですが、フランスでは去年2019年に公開されているので、 カナル・プラス(フランスのケーブル)に上がって来ていた映画「燃ゆる女の肖像」を見ました。
グザヴィエ・ドラン監督絶賛やシャーリーズ・セロンも4回見たとかで話題になっているとか。それまではフランスのボックスオフィス(映画館観客動員数)でもそこまで人気にはなっていなかったようなので、日本の情報から逆輸入という形で知りました。
先日、レオナルド・ダ・ヴィンチのボーイフレンドの肖像画が見つかったとかでその展覧会の話がニュースでやっていたのですが、この時代(といってもダ・ヴィンチは15~16世紀でこの映画の話は18世紀ですが)のゲイやレズビアンは公式には許されていなかったので、形だけ異性と結婚していた人が多かったように思います。
つまり、彼らをバイセクシャルとして括るのではなく、他に選択肢がないという点でダヴィンチはゲイであったのだろうし、この映画もそのあたりの哀しみを描いていました。 登場人物も少なく、舞台もブルターニュの孤島のみで舞台劇のような作りでしたが、今も何となく余韻に残っています🌊🔥
貴族の娘を演じた女優のアデル・エネルさんは2回もセザールで主演女優賞や助演女優賞をとっていて、去年も今年のセザールにもノミネートされていた連続でノミネートされるのはちょっと珍しいぐらい期待されている女優さんのようです。 意思の強さがすごく顔に表れていて魅力的だった。 女性画家を演じたノエミ・メルランさんはちょっとエマ・ワトソンに似ているなぁと思いました(笑)
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ケーブルに上がっていた映画といえば、先日「ブリキの太鼓」のディレクターズカット版も上がっていたので見ましたが、エログロのパゾリーニまではいかないけど、あれもあれで強烈に脳裏に残っています🥁
あとアップルTVに上がっていたNYの倦怠期夫婦とお茶目なお父さんを描いたソフィアコッポラの新作「On The Rocks」もビル・マーレー演じるお父さんが面白かった。 ソフィアはやっぱりお洒落ですねぇ。 ソフィアコッポラには昔パリのブティックで会って少しだけ当時ソフィアが作ってた映画の話をしたことがあって、着ていたセーターを褒められ、それどこの?と聞かれたことがあります(笑) ソフィアの旦那さんはフレンチバンドのフェニックスのメンバーなので、パリとNYを行き来している生活をしているのかな。
NetflixやらAmazonプライム、ディズニーチャンネルなど色々加入してますが、 アップルもソフィア・コッポラのだけ、ディズニーチャンネルもスターウォーズのスピンオフの「マンダロリアン」ぐらいしか今のとこ見てないかなぁ。
というかアップルTVはiPad購入で一年無料が更新、更新で無料のまま(人気ないから?)、ディズニーチャンネルはフランスのケーブルのカナル・プラス加入でボーナスで付いて来たので、NetfilixやAmazonプライムみたいに率先して加入したわけではなく。正直、一番見るものがないのがアップルTVです🍎
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