2021年1月10日日曜日

三國シェフのタルト・フランベ Tarte flambée, Recette de chef MIKUNI


YouTubeで三國シェフがアルザスのタルト・フランベ(アルザス語:フラメンクーシュ)
をマフィンを使った簡単バージョンで作っていました。

こちら、本場というとこもあり、タルト・フランベはピザ生地から手作り、もしくはスーパーで生地を買って来て、しょっちゅう家で作っていますが、マフィンは初耳。
早速試してみましたが美味しかったです。

アルザス地方のスーパーではタルト・フランベ専用のサワークリームが売っていますが、三國シェフはプレーンヨーグルトとKIRIのクリームチーズで代用していました。
ベーコンは動画ではパンチェッタを利用していますが、分厚いお肉が苦手なのでスライスベーコンを使用。

♔︎♔︎♔︎   


食べてみて思ったのは、冷凍食品コーナーに売っているバゲットを使ったアペリティフのおつまみのタルト・フランベに似てるなーと。

クリスマスマーケットの屋台でもバゲットを半分にスライスしたバゲット・タルト・フランベを定番で売っていて、Vin Chaud(ホットワイン)にとても合います🍷🥖

ちなみに三國シェフはゲベルツトラミネールを飲みながら食べていましたね。
アルザスではタルト・フランベにはリースリングを合わせる人が多いかなー🍾



🇮🇸プレーンヨーグルトは今、フランスで人気のあるアイスランドのSKYRを使用してみました。水気のない固めのヨーグルトなのでクリームにするにはピッタリ。
日本にも上陸してるらしいですね。

SKYRはアイスランド発祥ですが、ダノンからも出ていて、別のメーカーのものもよく見たらアイスランドでなく、小さく東欧産になっていた・・・😅
ギリシャヨーグルトみたいなものか。


こちらはアルザスのクグロフ👑

クリスマス時期は朝食も豪華にしてみました🥐



パリのBULY(ビュリー)のリップクリーム👄

ケースにイニシャルが入れられて、ケースの色や質感も好きなものが選べます。
クロコみたいな模様とプレーンがあり、私はプレーンの深緑にしました。スウェードの袋付き。

💄中はこんな感じになっています。
使い終わったあと、小物入れにしよーと。



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コロナでお家でミシュラン取り寄せ、 Michelin chez nous, Cosmétique Buly, Feuilles qui ressemblent aux Komatsuna



🎍2021年あけましておめでとうございます🗻
Bonne année〜🌅
✨Meilleures vœux 🎈

日本にいる頃、実家で食べていた雑煮は小松菜とお餅だけのシンプルな雑煮でした。

フランスの普通のスーパーでは小松菜は売っていません。
前はベランダで小松菜を育てていたのですが、今年は育ててなかったので、チャイニーズスーパーのParis Storeで小松菜に似た葉っぱを初めて買ってみました。

調べるとチャイニーズブロッコリーなる葉っぱで、オランダ産、名前はYIU CHAIと書いてありました。

茎は小松菜より太いですが、味は小松菜とほぼ同じです。
もしかして、小松菜はチャイニーズブロッコリーから品種改良されたものなのかな?🥬



こちらがアメリカのYu Choy🥬

アメリカに住んでる友達がたまたま私の1日前に、全く同じ葉っぱをチャイニーズスーパーで買ったと、癖はないよと聞いて、アメリカではYu Choyという名前になっていました。
フランスのYiu Chaiに名前も似てる、同じものに違いないと奇遇でした、笑

いずれにせよ、今後お雑煮はこのチャイニーズブロッコリーを使用して作れるのでよかったです
🥢
フランスや海外で小松菜をお探しの方はお試しください。



クリーマからお気に入りが14000回を突破しましたと、こんなバナーが送られて来ました。
ご愛顧くださりどうもありがとうございます🐚

本年もYadokari beadsをよろしくお願いいたします📿 


Creema(クリーマ)

Minne(ミンネ)



明日からは再び夜間ロックダウンで、18時以降は外出禁止。
スーパーも18時で閉まります。
お隣ドイツやイギリスは完全ロックダウン中。

飲食店も10/25~1/21まで閉めさせられていて(延長になる予感・・その間ずーと補償は出ています)、持ち帰りのみ対応です。

25日のクリスマスディナーはストラスブールの老舗フレンチレストランAu crocodile(オー・クロコディール)から持ち帰りにしました。

🐊Au Crocodile


持ち帰り容器はプラスチックは使われておらず、全てガラスと木製だったのはさすが。

ソースをかけて温める手順も書かれていました。


🎂クロコディールのクリスマスケーキ



2020年はCovidでクリスマスマーケットも中止になり、寂しいストラスブールとなりました。
いつもより人もおらず、ガランとしていて、どよんと天気も悪い日は余計に寂しさが漂っております・・・☁️




🥮そして新年2021年になり、またまたやって来たガレット・デ・ロワの季節。
私のヴィンテージフェーブコレクションより🫖

6日のエピファニー(東方三博士の来訪)にこだわらなくても、フランス人は1月中は何個もガレット・デ・ロワを食べます。




最近、ガレット・デ・ロワがファッションになり、メゾン・ド・ショコラがチョコレートのガレットを作っていたり、甘いものとは限らず、Hugo&Victor / ユーゴ&ヴィクトール(ヴィクトル・ユーゴーと毎回言い間違えそうになる・・・紛らわしいw)がキノコの形をしたパイの中にキノコペーストとトリュフの塩辛い系のガレットを作っていたりと、なんでもありの様相になってきています🍄


ミニチュアを詰め込んでなんでもありのアドベントカレンダーと同じようにガレット・デ・ロワは完全にファッションに・・・



うちは今年は出来合いと夫手作りとすでに2回食べました🥧
フェーブはそれぞれが当てた〜👑

王道のフランジパン(アーモンドペースト)はあまり好きでないので、いつも邪道なりんごのガレットデロワを食べています🍎




話は年末に戻りますが、大晦日の0時を回り、Stolle / シュトーラ・アルザシアン(シュトーレンではないですよ)
と共に新年の乾杯🥂
夫の手作りです。

シュトーラは、シャンパンやクレモン・ダルザス(クレモンは、アルザスのスパークリングワイン。シャンパンと遜色のないものですが、シャンパーニュ地方で作られたものしかシャンパンとは呼んではいけないので、あえてのスパークリングワインと🍾)
で新年の乾杯をする時に、アルザス地方で食べるレーズン入りのパンです。

食べると幸福になれるんだとか❣️
日本の大晦日の蕎麦みたいなものかな(ちなみに蕎麦は毎年私が作って2人で食べています)

イタリア系の家庭では、乾杯の際にパネトーネのパンで乾杯してる様子がニュースでやっていましたよ。


私は誕生日がクリスマスに近いので、一緒くたというかほとんどまとめるような形でドカンとプレゼントをもらいます🎁

誕生日プレゼントは、ずっと欲しかったフランスの1950年代の子供用のヴィンテージの椅子と、
パリの6区にできたわりと新しい雑貨屋さんのMARIN MONTAGUTの猫のクッション🐈

MARIN MONTAGUT (マラン・モンタギュ)は男性のオーナーさんがイラストを書いていて、ラデュレやBulyにも通じるデザインセンスや店内の内装で、すごくツボなお店です💕

どれも結構高いので、気軽には買えないけどかわいいものばかり・・・😅



L'Officine Universelle Buly
(ビュリーの日本語サイト)


アトピー肌の私でも肌がツルツルになったビュリーのこの2点セット🌹

Bulyのこの化粧水Eau Superfineフェイスクリームは本当によかったです👍
ダマスクローズウォーターのサラッとしたトニック化粧水なのでこれだけでは乾燥しますが、アトピー体質の私でもヒリヒリせず。

ちなみに、体が蕁麻疹でひどいことになってる時に、キールズのカレンデュラ化粧水を顔につけてみたら、ヒリヒリ顔から火が出るかと思うぐらい染みて無理でした。

そんな時でもこのビュリーのオー・スーペルフィンヌはヒリヒリしないし、フェイスラインが痒くてかきむしっていたのにウソのように消えてなくなりました。
アロマの植物の力はやっぱりすごい!🌿

ただちょっとお高いので、フランスに各種たくさんあるフローラルウォーター(ハーブウォーター)にグリセリンを入れて手作りできないかな?と成分を見て思ったり。
手作りアロマコスメに興味ありで研究の日々です。



そんなんでクリスマスプレゼントはBulyとパリのALL THE MUSTというリサイクルビニールビーズを使ったアクセサリーショップのブレスレットでした。
このアクセは、アローズのビューティー&ユースとかでも扱ってるみたいですよ。

欲しいものリストを事前にいくつか渡してあるので、その中から夫が好きなものを選ぶという姑息な手を使っていて、ハズレがないのはそのためです、笑😁



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2020年12月20日日曜日

フランスでアトピーのクリーム Crème pour peau atopic

アトピー肌にはオイル系のボディソープが良いと読んだので、ロッシュポゼ・リピカAPのクリーム洗浄タイプがなくなったので、次はこちらのHUILE LAVANTE(oil washing)にしてみました。

🧼顔の洗顔はアレッポの石鹸がヒリヒリしませんでした。
ただ、目に入ると痛くなる・・・。

 

フランス人にも評価が高いドイツのEucerin(ユーセリン)Atopi Controlアトピーシリーズ
大量に買い込み使用中。
効いているような効いてないようなよく分からない状態が続いております😣

持病のリウマチ薬のメトトレキサートの副作用で肝臓の数値が悪いので、肝臓から来てる痒みなのか、何かのアレルギーなのか不明。メトトレキサートはリウマチ医に中止にされて数ヶ月が経ちます。痒みのことも話したけど全く興味を持たず・・・😭


→2021年3月後記

その後、メトトレキサートの薬害がようやく抜けたのか、肝臓の数値は3桁から普通にさがり、メトトレキサートの代わりにArava (アラバ / レフルノミド)という薬を処方してもらっています。日本にいた頃からすでに15年ほどメトトレキサートを飲んでいたのでついに肝臓に限界が来たのでしょう。




痒みが我慢できず駆け込んだ近所のかかりつけ医からは、抗ヒスタミン痒み止めの飲み薬を処方されて皮膚科送りになりましたが、アレルギー専門医は調べると評価が悪い人ばかり、皮膚科は予約制なので3ヶ月先まで予約で一杯で空きがないです・・・。仕方なく皮膚科に予約を入れて待ちの日々。(←その後、突然キャンセル待ちが出て皮膚科に行くことができて、案の定の副腎皮質ホルモンのクリームを処方されひとまず炎症は落ち着きました。いわゆるステロイドのジフルプレドナート0.05%ですが・・)




😞もともとアレルギー体質の私

たまに何かに当たり(原因は不明)、ひどいかぶれたようなアトピーのような湿疹が上半身を中心に出ます。
めちゃくちゃ痒くてかきむしって布団に入ると暑さでかゆみが増し、途中で起きてしまうなんてこともたびたび。
乾燥クリームを塗っても痒いのは治らない。。


先も書いたように、フランスでは皮膚科は予約制なのでいつも予約でパンパンで空いていないなんてことはしょっちゅうです・・。
診せに行くその間によくなってしまったなんてこともザラ。
近所のジェネラル医(かかりつけ医・ホームドクターのこと)に行けば痒み止めの薬ぐらいは出してくれるでしょうが、待合室はいつも混み合っていて長時間待ちだし、いろんな人が来ているのでゴホゴホ咳をしている人もいます。

特にCovidの今時期あまり行きたくないなぁと腰が重かったので、ジェネラリストに行く前に、薬局にも行って酷い状態の肌の写真を見せて相談して来ました。

🧴その時出してもらったのがHUMEXというアレルギーの飲み薬と、皮膚科医も推奨のお馴染みLa Roche-Posay / ラ・ロッシュ・ポゼリピカAP・LIPIKAR SYNDET / シャワークリーム(体を洗う)と、同じくロッシュポゼLIPIKAR BAUME / ボディクリーム、痒い部分にスプレーして伸ばすBIODERMASOS SPRAYでした。
 
ようは、ラ・ロッシュポゼはLIPIKAR(リピカ)シリーズが敏感アトピー肌用みたいです。

最初はサンプルをもらってこれで治らなかったら医者に行ってと・・。
よかったので小さかったのもあり全てを2回目リピートで買い直しました。

トップの鎖骨から胸にかけての痒みはだいぶなくなり、あとは脇とお腹周りを残すのみとなりました。
ほんとは何にアレルギー反応を示しているのか検査した方がいいのですが、
日本とは違いそちらも勝手には行けないので、まずかかりつけ医に相談してからアレルギー専門医に診せるという流れのようなので面倒くさくてずーとやってはいません・・。

SOSスプレーは振ってから使うスプレーで、広い箇所が痒い場合にとても便利なのですが、ボトルの構造が悪いのか私の使い方が間違っていたのか、最後の方になると結構ベージュの液がキャップから漏れて来たので掃除が大変でした。
2本目は、常にボトルを真っ直ぐ縦にして使い続けたので液だれもなかったです。

薬剤師さんに出してもらったこのセット、なかなかよかったです。私にようにとりあえず応急処置でなんとかしたい方向けに役に立てばと。

以上、最後までお読みくださりありがとうございました🥁



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フランスでセスキ炭酸ソーダ Cristaux de soude


こちらはフランスのスーパーで買えるBriochinというメーカーのCristaux de soude / 炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)。

このシリーズで重曹などいろいろ出ています。

炭酸ソーダと重曹を1:1で混ぜるとセスキ炭酸ソーダになります。


ただ混ぜなくても、換気扇の汚れはこちらの炭酸ソーダとお湯にしばらく付け置きしておくだけでこすらなくても汚れが洗い流すだけで落ちました。

重曹より断然綺麗にベトベトした油汚れが落ちて感動🥺


フランスでの油汚れ落としにぜひ使ってみてください。

スプレーにしてシュッシュしたものはあまり汚れも落ちず、こすらないといけなかったので取り外せるものなら付け置きの方がベターです。




大きいものはゴミ袋に入れてやってみると良いですよ😉


もうすぐクリスマス🎄


今年のモミの木はアルザス産のノビリスというモミの木です。

モミの木にはノーマンとノビリスという2種類があり、ノーマンは上までみっちり葉が生えているけど香りは劣る、ノビリスは上がスカスカしているけど、より香りが香るモミの木。


🎅🏻クリスマスオーナメントは今年、ヴィンテージオーナメントを中心にしました。

1950年代からのスフレガラス(吹きガラス)で、ガラス製と木製のものだけで飾ってみました。

ヴィンテージオーナメントは一見アルミニウムに見えるのですが、1つ落として割ってしまい、割れたことにより本物のガラス製だと判明したのでした、笑🔔




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2020年11月17日火曜日

フランス映画「燃ゆる女の肖像」とエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン Film français : Portrait de la jeune fille en feu, Élisabeth Vigée Le Brun


日本では来月12/4から公開のようですが、フランスでは去年2019年に公開されているので、
カナル・プラス(フランスのケーブル)に上がって来ていた映画「燃ゆる女の肖像」を見ました。

グザヴィエ・ドラン監督絶賛やシャーリーズ・セロンも4回見たとかで話題になっているとか。それまではフランスのボックスオフィス(映画館観客動員数)でもそこまで人気にはなっていなかったようなので、日本の情報から逆輸入という形で知りました。

先日、レオナルド・ダ・ヴィンチのボーイフレンドの肖像画が見つかったとかでその展覧会の話がニュースでやっていたのですが、この時代(といってもダ・ヴィンチは15~16世紀でこの映画の話は18世紀ですが)のゲイやレズビアンは公式には許されていなかったので、形だけ異性と結婚していた人が多かったように思います。

つまり、彼らをバイセクシャルとして括るのではなく、他に選択肢がないという点でダヴィンチはゲイであったのだろうし、この映画もそのあたりの哀しみを描いていました。
登場人物も少なく、舞台もブルターニュの孤島のみで舞台劇のような作りでしたが、今も何となく余韻に残っています🌊🔥

貴族の娘を演じた女優のアデル・エネルさんは2回もセザールで主演女優賞や助演女優賞をとっていて、去年も今年のセザールにもノミネートされていた連続でノミネートされるのはちょっと珍しいぐらい期待されている女優さんのようです。
意思の強さがすごく顔に表れていて魅力的だった。
女性画家を演じたノエミ・メルランさんはちょっとエマ・ワトソンに似ているなぁと思いました(笑)

♔︎♔︎♔︎♔︎♔︎♔︎   



ケーブルに上がっていた映画といえば、先日「ブリキの太鼓」のディレクターズカット版も上がっていたので見ましたが、エログロのパゾリーニまではいかないけど、あれもあれで強烈に脳裏に残っています🥁

あとアップルTVに上がっていたNYの倦怠期夫婦とお茶目なお父さんを描いたソフィアコッポラの新作「On The Rocks」もビル・マーレー演じるお父さんが面白かった。
ソフィアはやっぱりお洒落ですねぇ。
ソフィアコッポラには昔パリのブティックで会って少しだけ当時ソフィアが作ってた映画の話をしたことがあって、着ていたセーターを褒められ、それどこの?と聞かれたことがあります(笑)
ソフィアの旦那さんはフレンチバンドのフェニックスのメンバーなので、パリとNYを行き来している生活をしているのかな。

NetflixやらAmazonプライム、ディズニーチャンネルなど色々加入してますが、
アップルもソフィア・コッポラのだけ、ディズニーチャンネルもスターウォーズのスピンオフの「マンダロリアン」ぐらいしか今のとこ見てないかなぁ。

というかアップルTVはiPad購入で一年無料が更新、更新で無料のまま(人気ないから?)、ディズニーチャンネルはフランスのケーブルのカナル・プラス加入でボーナスで付いて来たので、NetfilixやAmazonプライムみたいに率先して加入したわけではなく。正直、一番見るものがないのがアップルTVです🍎


余談ですが、映画「燃ゆる女の肖像」のエンドクレジットで、マリーアントワネットの肖像画を描いていたフランス人女性画家 Élisabeth Vigée Le Brun(エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン)の名前も謝辞で出ていました。

この時代の女流ポートレート画家は男性を描くことは出来なかったそうですが、マリーアントワネットのお抱え女性画家は少し男性も描いていたようです。

このÉlisabeth Vigée Le Brunの人生、かなり波乱万丈。
フランス革命時イタリアに2年間逃げて各地を経てナポリまで南下、その後ウィーンに3年住んだ後、7年ほどロシアのサンクトペテルブルクに住んで仕事をして、最後は約13年ぶりにフランスに戻ることが許され、当時としては珍しい87歳まで長寿した波乱に飛んだ人生。

Amazonプライム・フランスでアルテ制作のドキュメンタリー映画が上がっていたので見てみました🎨

途中のロシアまで母と逃亡に同行してたひとり娘の最期が可哀想でした・・😢
娘はサンクトペテルブルクで知り合ったロシア人の夫とは離婚。
画家の仕事を試みるも母(エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン)のように上手くはいかず、母と離婚した画商の父の借金も背負って晩年はパリで売春婦のようになり、梅毒で母より先に39歳で亡くなってしまう・・・。

エリザベート本人も最期の2年ぐらい前には脳卒中で失明してしまったりしたようですが、晩年はバルザックなど作家たちともパリのサロンで交流して、自立したシングルマザーとしてずっと腕一本で生き抜いてきたのとは対照的でした。

画家自身のポートレイトの黒・白・赤のコスチュームほんとオシャレ!
亡命中のサンクトペテルブルクではファッションリーダーのインフルエンサーになっていたそう。

5年ぐらい前にグラン・パレで展覧会がやっていたようなので見てみたかったなぁ。


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2020年11月12日木曜日

LADURÉE & Mariage Frères ラデュレ&マリアージュフレールのレイワプルミエールとクリスマス アドベントカレンダー 2020 / Christmas advent calendar / Calendrier de l'Avent de Noël

 

Mariage Frères (マリアージュフレール)のレイワプルミエール

令和ティー(笑)☕︎
マリアージュフレールは日本人に人気があるのでよく日本とタイアップした商品を出しています。
こちらのREIWA TEAはグリーンティベースに菊の乾燥したもののミックスでとてもフルーティな香りがします🌼

※注意 : キク科植物アレルギーのある方は摂取しないでください。

🎄同じくマリアージュフレールのアドベントカレンダー2020
12/1からクリスマスまで日付に沿って穴ポコを毎日一個づつ開けていき、中に何が入ってるのか分からないお楽しみBOX
🕳


🗓最近、フランスではアドベントカレンダーがブームで、昔はアドベントカレンダーと言えば、チョコ、キャンディ、ヌガーが定番でしたが、こちらのマリアージュフレールのも毎日違う種類のお茶が入っているようです。

犬用、猫用(エサが入っている)、Dior、イヴ・サンローランやロクシタンやら、コスメメーカーもこぞってアドベントカレンダーを出していて(中にミニ香水やミニコスメが入ってるので結構高いです)、オリーブオイルのアドベントカレンダーなんてものも存在し、何でもありの様相になっています
🎅

⭐️こちらはLADURÉE(ラデュレ)のアドベントカレンダー2020
サロン・ド・テをイメージしたかわいらしいデザイン。

🪐ピエール・エルメの今年のアドベントカレンダーは宇宙をモチーフにしたシックなデザインで、土星みたいな穴が中心に開いた凝った箱ですごく素敵でした。お値段は結構いい金額でしたが・・
😅


Laduréeの箱の表側。
🍬何が入ってるのか楽しみ〜✨
ロックダウンでいつもとはかなり空気感の違うクリスマスですが、
アドベントカレンダーで少しは12月の楽しみが増えました
❣️


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2020年11月11日水曜日

フランス・ロックダウン2 / France Lockdown season 2 / Confinement saison 2


🍂落ち葉が全て黄色に色付いたアパートの中庭

フランスはロックダウン2に入っており(ロックダウンシーズン2なんて映画みたいなタイトルがニュースで付いていました)、スーパー買い出しと郵便局に行くぐらいは出かけていない日々です。

一応、10/31~12/1までと今現在なっていますが、春の初回のロックダウンに比べてかなり緩いので、アテスタシオン(スマホに証明書のアプリをダウンロードして出かけるたびに理由を選ぶ)さえあれば割と簡単に出かけられるので、あまり効果がなければ延長もあるかと思います。

ストラスブールのクリスマスマーケットも今年2020年は中止に・・🎄
何と、クリスマスマーケット500年の歴史始まって以来初!
戦争中でもやっていたそうです。

✨イルミネーションの飾り付けだけはあるようで、今年もボージュ山脈から30メートルのモミの木が切り出されて、クレベール広場に設置が始まっています。


💉フランスでもCovidワクチンの治験が全国で健康な50歳以下の30000人を集めて、半分にCovidワクチン、半分にプラシーボのワクチンでテストをするボランティアを応募を始めたので(夫も独身だったら応募していたそう。)ワクチンに期待のニュースはここ数日よくやっています。
症状はなくても無料でCovidの検査ができるので、先日夫婦で行って来たコロナのテストは無事陰性でした。
フランスは1週間で約220万人にコロナの検査をしています。

私の行った会場は綿棒で鼻検査タイプで、2日後にメールにPDF添付で結果が送られて来ました。
唾液で検査する方法は30分後にその場で結果が出るので楽ですが、鼻より精密さに欠けるそうです👃

老人ホームにいる父や、実家の片付けを済ますなど一時帰国しなくてはいけない理由があるのですが、日本の帰国後2週間の待機や、空港から公共交通機関使用不可の厳しい条件で、物理的に日本に帰ることが出来ないので、困っています。
夫はフランス人で一緒に入ることもできないですし。
ワクチンの実用化までには半年かかるそうですが、来年になったら今よりは状況が良くなってるといいなぁ・・・🌈


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2020年9月25日金曜日

金属アレルギーのためのジュエリーシールド Pour Allergie aux métaux "Jewelry Shield"

 

金属アレルギーがあってピアスが出来ない人などのために、ピアスポストに保護のために塗るマニキュア式のジュエリーシールドです。
私もたまに不安定になるので買ってみました
👂

百貨店のギャラリーラファイエットで買ったカシミアの秋ニット🍁
ギャラリーラファイエットオリジナルのブランドです。
なんとセールで30€で購入!

ギャリラファ・オリジナルものは優秀で、夫のベルトなんかも良いです。COS(H&Mのおしゃれお姉さんブランド)より安くてCOSより長持ちしてるベルト・・・。
プレゼントでCOSのを渡したのにすぐにダメになり、ギャリラファで買い直したという。。
私物では特にカシミアのコスパや品質が良くて色も豊富、カシミアパーカーやカシミアカーディガンなど何枚か持っています🐑
Covidが収まってまたフランスに来る機会がありましたら、ギャラリーラファイエットオリジナル、ぜひ見てみてください💡



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2020年9月24日木曜日

リサイクルショップ・エマウスへの森 La Forêt pour aller à Emmaüs Strasbourg

 

完全ドネーション型のリサイクルショップ「Emmaüs(エマウス)」

フランス全国にあって、エマウス・ストラスブールはうちから森を抜けて25分ぐらい歩くと行けるので散歩がてらちょくちょく見に行きます。
ピエール神父(Abbé Pierre アベ・ピエール)が1949年にホームレスや生活困窮者などのために創設し、共同生活を送る中で自立を目指すNGO団体です。

だいたい遺品整理や引っ越しなどに使われ、持ち込みもできますが、家の家具や家電、古道具、雑貨、絵画、衣類、靴、バッグ、アクセサリーなど何でもあり(編み残りの毛糸や刺繍糸、下着もw)処分する時に連絡するとトラックで引き取りに来てくれます🚚

無料でエマウスに引き渡し、ホームレスや最近では難民の人たちがスタッフとして働いているので、
我々がその品を再購入することで彼らのお給料や施設の運営費がまかなわれます。
スタッフは2年間しかエマウスにはおれず、その間に自立を目指す仕組み。

定期的にイベントが行われ、イベント期間中はすごく混んで朝から価値のあるアンティークを目当てに争奪戦が。私もここで日本で高値で売られているアンティークのお皿などを一桁台の数ユーロでゲットしたことがありますよ。

特にお年寄りなどの家から出る重厚な家具のクオリティは現行品とは全然違います。
なんでも捨てるのはエコでないし、別に売らずに家のものを処分をしたい人は多いと思うので、加えてホームレス&難民・移民の自立支援にもつながりとてもいいシステムだと思います。
日本にもできればいいのになぁ・・👗

以下、森の遊歩道とエマウス内の様子をごっちゃにしてお届けします、笑🌳
















😷Covidなので入場制限が行われていて、イベント中だったこともあり結構並んでいた。




森の中から見える元教会の現老人ホーム(冬に撮影したもの❄︎)



0.50€でゲットした1930年刊行エディションネルソンのレミゼラブル。
この表紙かわいいのでフランス古書として日本でも人気があって2千円ぐらいで売られています。
セーヌ河岸のブキスト(セーヌ川沿に並んでいるキオスクみたいな緑のパコっと開ける屋台を開いて古本を売っているパリの古本屋)では7€ぐらいです
📗




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