2015年7月8日水曜日

サント・マリー・オ・ミン ・フランスのミネラルショー Sainte Marie aux Mines - Mineral & Gem Show 2015

今年もサント・マリー・オー・ミン(ミンは仏語、英語のMineマイン「鉱山」の意味。
昔ここに銀が採れた鉱山があったことに由来する)のミネラルショーへ行って来ました!
Sainte Marie Aux Mines - Mineral & Gem Show


ストラスブール市内から高速を飛ばして1時間ぐらいの、アルザス地方ボージュ山脈の山の中にある村で毎年開催されます。

今年で行くのは3回目だけど、初の快晴で、ものすごい日焼けをしました☀️

6/25~28の出展期間中、前半2日はプロフェッショナル、後半の2日は一般人向けと分かれています。
私は土曜日に行きましたが相変わらずのものすごい人人人!!!

世界三大ミネラルショーの3番目に大きな展覧会なので、(1番はアリゾナ、2番は
ミュンヘン)近隣のヨーロッパ各国からたくさんの人が押し寄せます。
ミネラルショーは日本でも人気だけど、世界でも石は大人気なんだと改めて実感・・・



アルザス地方のサント・マリー・オ・ミン村はアメリカのペンシルべニアのアーミッシュの故郷と言われています。

この辺りはパッチワークの有名だった地域。
アーミッシュの名産のひとつにキルトがあることからも深いつながりを感じます。
プロテスタントから派生した宗教集団であるAnabaptist(アナバプティスト)はスイスのドイツ語圏で生まれ、激しい迫害にあったあと、アーミッシュ創始者となる人物がアルザス地方に迫害を避けて移住したと言われています。

しかし、アルザスがルイ14世によってフランスに統合されたとき、カトリック以外を禁じて迫害されたことによって、今度はアメリカへ逃れるように移住。
そこで今でも350年前と同じヨーロッパの暮らしを守って生活しているのがアーミッシュです。

義父はアルザス語が話せるので、アーミッシュの人たちの言葉を聞いたら分かるのかしら?
アーミッシュで使われている言語のテキストをアルザス語もドイツ語も分かる義父と旦那に見せたところ、「アルザス語にすごく似ている!」とのことでした。

ほとんど意味が分かるそうで、ドイツ語よりもアルザス語に近いそうです。
やはり、同じアレマン語系なのは間違いないようです。
一口にアーミッシュと言っても、アメリカに土着して言語は地域によってかなり変化していると思われますが、義父とアーミッシュの人たちがアルザス語で会話ができるのか、同じアレマン語系としてすごい興味があります(笑)


ちなみに、ケルト文化もボージュ山脈で生まれ、西へ西へと渡り、ついには海を越えてイングランドにたどり着いたと言われています。今でも、ボージュ山脈の中にも巨石で作ったものがいくつか残されてて、たまに地元のローカルニュースで紹介してますが面白いですよ。




シャトルバス待ちの長~い列。

駐車場はいくつも儲けられていて、パーキングから会場までは観光バスのような大きなシャトルバスに乗って会場まで移動します。

駐車代は1台につき3ユーロ。
この日は村にとっても大きな収入源の日。
車のナンバーは、フランス、ドイツ、スイス、ベルギー、イタリアと様々です。

こちらが会場入り口

広大な敷地の中に入り口がいくつか設置されています。
手首に1日有効のバーコード入りのブレスレットを巻いてもらい、各入り口でそのつど見せてピッとやってもらい中に入るシステム。
入場料は1人9ユーロ。

会場内にテントを張って外で営業しているお店と、建物の中で営業しているお店とがあります。

Mineral Zoneの地図。
冊子になっています。

ミネラルゾーンでは、原石や化石が売られています。恐竜の骨なんかもありました

ミネラルゾーンとジェムゾーンは離れているので、一旦会場を出て歩く必要があります。

会場ではホットドックやアルザス名物の薄焼きピザ、タルトフランベなどの軽食も取ることができてちょっとしたお祭りみたい🍕

小さいほうがGem Zoneです。

ジェムゾーンでは、アクセサリーの素材や完成品のアクセサリーなどを売っています。
私の目的は原石よりこちら

毎年来るうちにだいたい目当てのお店が絞られて来ました。
現金取引なのであっという間にお金が飛んでゆく~💶

 サント・マリー・オー・ミン ミネラルショーのオフィシャルガイドブック。

出店者の名前やアドレスが一覧リストになっていて、見ていると世界中の業者さんが来ていることが分かります。はるばるオーストラリアやブラジルからも🇧🇷

回の戦利品!
夏らしいターコイズをメインに。
以上、ミネラルショーレポートでした。


話は、ストラスブール市内に戻って、日本にもある「ラ・ドログリー」に寄ったらこちらもショーケースに夏らしいカラフルなポンポンアクセサリーがサンプル展示されていました。
タッセル(フランスではポンポンと言います)はフランスでも人気。


フランスも子供の休みが始まりすっかり夏休みモードへ
ニュースも毎日にようにビーチからのバカンスのニュース。

フランスは年間5週間の有給が法律で義務付けられているので(従業員を休ませない会社は国に罰金を払う徹底ぶり)、子供の学校の休みに合わせて親もこの時期バカンスを取る人が多いです。
夏に3週間海辺、冬はスキーに2週間の休みを取る人が多い。



家のベランダで栽培しているラディッシュも3回目の収穫~。

ちょっとした野菜やハーブは家庭菜園していると必要なときほんとに楽チン。
日本の100均で種を仕入れた小松菜もぐんぐん育ってもう何回も収穫しています


 今作ってるアップリケポーチ。

まだ途中だけど、アップリケを1つじゃなくて2つ貼り付けてかわいらしくコーディネイトしてフランスで販売してみる予定です~。

フランス人はバッグに化粧品とか直入れとかしちゃって、ポーチの類にはお金使わないしこだわらないのでウケるかどうかは未知数・・・

(その後)→まったくフランスでは受けませんでした~😭

アメリカから取り寄せたスズランの判子を藁半紙に押してギフトラッピングをしてみました。

藁半紙と判子の組み合わせが素朴ながらかわいいと自画自賛
青系の紐はパリのセレクトショップMERCIのもの。
いろんな色がありました。





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