今日、2015.3.20に夫の実家のフレンチブルドッグのろみこ(本名Romy)が逝きました。
かかりつけの獣医さんでフレンチブルドックとしては最高年齢の14歳と7ヶ月と26日(もうすぐ14歳と8ヶ月でした)
フランス語がちんぷんかんぷんだったころ、よく家族の集まりでは何も話せないのでろみこと遊んでいてとても助けてもらった。。
そして最初に会ったころ、ろみこはすでにおばあさん犬だったけど、見知らぬ私はすごく吠えられ、でもすぐに受け入れてもらってもう吠えなくなったろみこ。。
あんなに食べることが生き甲斐だったのに、1週間何も食べなくなり、ガリガリに痩せてほとんど動きませんでした。 そして、最期は安楽死でした。
眠っているように穏やかだった。
フランスでは飼い主のほとんどは最期苦しまないように安楽死を選びます。
前の犬も最期は安楽死だったそうです。
飼い犬・猫だけでなく、強暴で手に追えないどうしても処分しなくてはいけない捨て犬なども獣医さんによる麻酔で眠っている間に注射の安楽死で最期を迎えます。
フランスは動物愛護が徹底しているので、捨て犬も捨て猫もほとんどは最期まで国営の全国にあるSPA(エスペア)という動物保護シェルターで暮らすのでよっぽどでないと安楽死はさせませんが。。
日本のアウシュビッツを彷彿させる保健所のガス室送りはほんとに嫌です。。
あと生体販売のペットショップも。こちらにはないです。
やっぱり日本(アジア)は動物福祉後進国だなぁといつも感じます。
無責任な飼い主のせいでガス室送りになるぐらいなら、せめて注射による安楽死を!です。
しかし、安楽死の決断はとても厳しくて辛い。 午前9時に獣医さんに預けて昼の2時半に遺体を迎えに行った義父が一番辛いと思う。。
別れ際の様子は辛すぎて聞けませんでした。
そして、義父も旦那も最初から泣いていたので見ていられませんでした。
家の裏庭に穴を掘り庭に咲いていたチューリップとお線香をロミーのお墓へ。
義父は奥さん(私にとって義母)も亡くしているので、元々は義母が飼って残したろみこをその後もずーと世話してきて2人で暮らしてきたので、本当の意味で独り暮らしになるのは人生でこれが初めて・・・
毎晩夜はソファで一緒に座ってクッキーを食べていた2人🍪
ヘプバーンの映画にもあったそうだけど、なぜかフランスは夜寝る前にクッキーとお茶(ハーブティ)を飲む習慣があります。
後からどんどん寂しくなって悲しみがわいてくるのは必至です。。
どうか天使になって天国から家族を見守っていて下さい🐶
ろみこは血統書付きだったので、このような証明書があります。
本名は「SWEET KATCHINA'S ROMY」
ろみこの両親犬の情報から祖父母犬の情報まで祖先のデータがこの紙にファミリーツリーのようになって書かれています。
2000年7月25日に生まれたロミー
そして今日は皆既日食(éclipse)でした。
主にヨーロッパの北のノルウェーや アイスランドなどでとても綺麗にすっぽり月に太陽が隠れたようで、ニュースでもやっていました。
フランスでも北の地方の方がよく見えるということで、ここ北東部のストラスブールなどでは72%ぐらいの太陽が隠れ見え方はほぼパリと同じとの天気予報でしたが、パリは曇っていたのでストラスブールのほうが綺麗に見えたようです。
朝10時半がベストと聞いていたのですが、15分遅れでサングラスをはめて見たところ、薄っすら三日月のような形が太陽の光の中に見えました。
写真の左に小さく写ってる三日月のようなものが反射してカメラに写った日食のようです。
エクリプスはスピリチュアル的には死と再生の意味だとか。
そして今日はエキノックス(équinoxe 春分)でもあり、新月でもありました。
ぽかぽか暖かく、ろみこの大好きな快適な季節に最期を終えることができ、とても意味深い日に祈りをささげることができよかったです🌷
今まで本当にありがとう
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