☺️ご無沙汰しております。Yadokari beadsのYukiです。
プー太郎なのに、ブログを4ヶ月も更新しないまま月日が経ってしまいました💦
3/17にフランスがロックダウンして以降、家に籠る生活を続け、フランスがロックダウン直前の3月中旬に日本からフランスに戻って来たので、日本を含めると、もう2ヶ月も街(セントラル)へは一切行っていない生活を続けております。。
👨🦳日本では、3月上旬に介護付き有料老人ホームにいる父の様子を見に行く予定だったのですが、コロナ(Covid19)の影響で施設訪問ができなくて電話のみ。
事務所の窓口の電話に出してもらって話しただけでした(父は携帯すら持っていない😓) 今、家族が老人ホームなどにいる人はZoomのようなもので会話できるとはいえ、直接会えない心配な日々を過ごしていることでしょう。
フランスは老人ホームでの感染爆発で、現時点で高齢者施設だけで9千人の人が亡くなっているのがとても気になります。
次回は来年の2月ごろ日本に帰る予定なのですが、飛行機はそこのころまでにはちゃんと飛んでいるのだろうかとか、次回は父に会えるのかなぁなど、まだまだいろいろなことが未知数・・・✈️
日本よりさらに厳しいロックダウンで、自宅から半径1km以上は出かけられず、 出かける場合はQRコードの入ったAttestation : アテスタシオン(外出証明書。最初紙だったのですが、すぐに電子証明書に変わりました。アプリをダウンロードしておいて、出かける都度使用する)が目的別にいるので、病院ついでにスーパーにも寄って行こうというのも出来ないです。
証明書は、食料買い出しと病院の項目に、両方チェックは入れられるけど、スーパーは目安自宅から1キロ以内のとこへと聞いたので、両方とも1キロ以内なら寄れるだろうけど、うちからセントラルは2kmぐらい。
果たして1km以上の病院へ行ったついでにスーパーも寄れるのかどうか?
その辺はよく分かりません。。
まあ、ほとんどの人は寄ってるだろうけど、アテスタシオン上に住所も打ち込むようになっているので、万が一ポリスに遭遇して罰金切符切られたら嫌だなぁと。
スーパーに関しては、うちは隣がスーパーで、その隣が薬局なので、歩いてすぐに行ける点はそこまで億劫でもなく良かったです。スーパー内の雰囲気もすっかり変わってしまったので、自ら行きたい!という感じではないですけどね。。
万が一不備があってコントロール(検問)に引っかかると135€の罰金なので、痛い出費になるのは御免なので、隣のスーパーに行くにしても私はアテスタシオンは守っています。
見た感じ守ってない人も多そうですけどね〜。
歯もずっーと痛かったのですが、歯医者も閉まっているので、ドクターに連絡して、PDFの処方箋をメールで送ってもらって、抗生物質と痛み止めを飲んで凌ぐ日々。。🦷 ちなみに病院は1人でしか行ってはいけないことになっています。
マスクに関しては私もそうですが、ヨーロッパ人には慣れていないので息苦しく、暑くてしょうがないので、長時間はできないかと。
日本で8時間〜10時間オフィスでマスクを付けたまま働き続けるとか信じられないのですが、慣れでしょうか?
ただ、前のようにマスクをしているだけで、立ち止まってジロジロ見られ、子供や老人から白い目で見られるということはさすがになくなりました。 コロナが収まればまたマスク面=感染症患者で忌み嫌われるのだろうか・・😷 予防のためではなく、人に移さないためというマスク文化が根付くとは思えないです。。
今日もスーパー、すごく混んでたけど、マスクしてる人は30%ぐらいで70%はマスクしてなかったし。これまで薬局ではマスクの処方箋のある患者と医療関係者しか購入できないから売ってなかったというのもありますが・・・。
最近は5/11の解除にむけて薬局やスーパーでぼちぼちマスクが売られ始めました。
11歳以上は公共交通機関でマスクの着用が義務づけられたので(違反者罰金135€)
さて、ロックダウン生活も一応5/11で区切りが付くことになっていますが、地域別なので、赤色の感染者の多いパリやその周辺のイルドフランス、私の住んでるアルザスを含めた北東部などはまだまだ厳しい外出制限が継続するようです。 👗5/11以降も映画館、レストランやカフェ、バー、40000m2以上のデパート、ショッピングモールなども再開できないまま。100km以上の移動も原則禁止。
アテスタシオン(外出証明書)は要らなくなるみたいなので、閉まっていた美容院や、中での飲食を除いた小規模の小売店なんかには自由に行けるようになりますが。
夫も職場が休業で完全に閉めているので3月から働きに行っていませんが、贅沢はできませんが普段の生活は送れています。
幸い、Chômage partiel : ショマージュ・パーシエル・部分的失業手当(一時休業補償のようなもので、コロナ(Covid19)の騒動が収まればまた通常雇用に戻る)で84%の給料が支払われているので。
この「ショマージュ・パーシエル」はコロナのために出来た制度ではなく、フランスに以前からあるシステム。通常は70%カバーですが、コロナは特別に84%カバーに。
これは、職場の経営者が普段の月収の84%分を従業員に払い、後から政府から補填されるという経営者が建て替える仕組みです。
週35hワーカーはNet(手取り)から84%
週40hワーカーはBrut(Tax控除前/英語のグロスのこと)から84%もらえることになっています💶
国からの補填にタイムラグがあるため、当面の貯蓄がない経営者はアウトなので、その場合は、従業員は失業者となり失業保険をもらうことになりますが・・。
フランスの失業者保険は最大で2年間もらえるはずです。
フランスではそもそも財務体質の弱い会社は淘汰されて倒産することになるので、
人を雇って経営者になるとゆうことが日本のように簡単にできる国ではないです。
今のコロナで日本やアメリカで行われているような、従業員全員を解雇して経営者がひとり生き残り会社を存続させていくのも、ほぼ不可能。
法律で、解雇の場合は従業員に賠償金を払うことになっているので、全員解雇したら莫大な賠償金になり、当面の建て替えを出来ないような蓄えがない経営者は、こういったコロナのような問題がおこった場合、結果、倒産するしかなくなります。
ちなみにショマージュ・パーシエルでは、普段の月の手取りが国の定める最低賃金1,219€(本日レート141,216円)とみなされる労働者は100%補償がもらえることになっていて、
手取りが月5,500€(本日レート631,953円)を超える労働者は、最低賃金者の給与x4.5(1,219x4.5=5,485€)以上はもらえないことになっているので、サッカー選手など高給取りの方で職場が完全休業で、chômage partielとなった人は月の手取りはかなり減ることになるかと思います。
それでも月5,485€(本日レートで635,412円)ももらえれば、普通の人間なら十分過ぎるぐらいの金額ですけどねぇ。。
今現在、フランスでは約1100万人(フランスの人口は6700万人)の労働者がchômage partielになっているようです。
映画や音楽、ダンサーなど文化的な仕事に関わっている人たちは1936年からある文化保護のがまた別にあるので、その人たちは政府から直接失業保険を受け取っています。
🏠11/1~3/31の寒い時期には家賃を滞納していても大家は追い出せないとゆう法律も通常からあり、それもコロナで8/31まで延長されたので、家賃を払えなくても大家はこの期間は追い出すことができません。
失業保険は申請した月の月末までには振り込まれるはずですが、所持金がなくそれまでの食料品を買うお金すらない人は、低所得者が証明書を持って買いに行ける無料のスーパーが普段からあるので、食料はそういうところでしのげます🍆
日本は余った大量の食料を廃棄しては捨ててばかりいますが、どうしてそういった食料をホームレス含め、低所得者の人たちにもっと有効活用しないのか意味が分かりません・・・。
イメージが悪いどころか、フランスでは協力しているメーカー、スーパーということで逆に好感度が上がるのですが・・・🍅
よって、フランスはアメリカのような完全な自由でない分、大金持ちになることはできないけど、一般的労働者にとってはエデンでないか?とすら思えてきます。
どっちのスタイルが好きかは好みによりますが。。
確かに税金は日本よりグーンと高いです。
年収500万の人は、色々引かれると手取り280万ぐらいになるイメージです。
それでも最低賃金が手取り月1,219€(約14万円弱)となっているので、これ以下にはなりません。
税金が高い分、癌などの大型手術も健康保険からで無料、手術の日には無料のタクシーが迎えに来てくれる、学校も大学まで公立で進めばほぼタダ(フランスの大学は、国立大学しかないのでないかな?)
贅沢品の消費税は二桁で高いですが、食料品、医薬品の消費税は5%ぐらいに抑えられています。
政府が他のことにお金を使ってしまわないと信用できるなら、私は多少税金が高くて手取りが減ったとしても、きちんと社会福祉にお金を回してくれるフランスのような国のほうがよっぽど住み心地がいいです🤑
追記 : 5/11から適用される最新Carte synthèse(summary map)
緑と赤の2基準になりました。私は相変わらず赤地域だけど。。
🏖左に出ている島々はフランスの海外県(沖縄が海外の離れたとこにある感覚で、ここもフランスです。)
右上のはパリとその周辺の拡大図。
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あとは、こんな時期の楽しみはデリバリーで美味しいものをお取り寄せと日本ではなっているようですが、 普段の物流事情も悪いフランスでは、郵便局も閉まっていたり開いていたりで、配達も週3日〜4日📮
たまたま郵便局が開いていても入店制限で1人づつ中に入ってるみたいで、外は黒山の人だかり。
一列に並ぶとかでなく、まーるく適当に並んで待っていたりするとこも。
なので、今、何か注文してもちっとも来ないです。。
Amazon Franceも何かCovid19対策で不備があったとかで1週間ネットをCloseさせられていた。
そんなわけで、Yadokari beadsももう2ヶ月以上閉めています。(ミンネとクリーマ)💍 ETSYは一品出品するごとと、4ヶ月ごとに、売れてなくてもUPされてるだけで、一品に付き$0.20の手数料がかかるので、残念ですが、もうStore closedにしました。。😞
一番多かったアメリカのお客さんに売れなくなるのが残念ですが、今後はフランスの小さなハンドメイドサイトで国内やフランス語圏向けに頑張って行こうかなと思っています🇫🇷 元々リトルマーケットというフランスのハンドメイドサイトに出していたのが、アメリカのETSYに買収されたので、ETSYにプラットホームを移管したという経緯があるのですが・・・
トップの写真は農家の採れたて野菜や契約パン屋、ジュースなどの詰め合わせ宅配ですが、来るのに1週間かかりました。
詰め合わせセットだと欲しくない野菜も入っているので、アラカルトにして好きなものを買って15点で42ユーロ。全てオーガニックです👨🌾
約3週間前に注文した小窓のカーテンは、まだ発送すらされていない状態。。 こんな感じなので、ほとんどネットでは何も注文できない(とゆうかしたくない)ので、家でプロのレシピを真似て凝ったものを作ってみたり、YouTubeでクッキングレシピを見て作ったりと、自炊やパン作りにも精を出しています🍞🍳
みんな同じ考えのようで、ホームベイカリーやホームクッキングが流行っていて、一時期小麦粉の棚が空っぽでした。 🥞日本でもホットケーキミックスが流行っているみたいですね。
卵の棚も空っぽで、チャイニーズスーパーまでわざわざ買いに行っていたのですが、卵は容器が紙なので、容器の作成が追いついていなので売れないともチラっと聞きました🥚
♻️紙のリサイクル物流がスムーズに流れていないのかな?と。 プラスチックの容器はエコでないので、フランスでは15年ぐらい前に卵の容器は全て紙製になったそうです。
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